Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:7月25日 更新日:7月25日

仮交際でいつも終わる人に足りない、たった一つの行動

「また仮交際が終了になってしまいました」
「毎回1~2回は会えるけど、その先に進みません」

結婚相談所での婚活で、こんな悩みを抱える方はとても多いです。
しかも、プロフィールも悪くない。会話もきちんとできる。
「悪いところがよくわからない」──だから余計につらい。

でも、そんな“毎回惜しい人”に共通しているのがたった一つの“行動の欠如”なのです。

「居心地は悪くないのに、次がない」の正体

実際に仮交際を何度も繰り返している人の相談を聞くとたいてい言われるのはこんなセリフです。

「嫌なところはなかったんですが…なんか違うと思って」
「いい人だとは思うんですけど、決め手がなくて」
「悪い人ではないんです。ほんとに。」

ここでポイントなのが、
「悪い人」ではない=「もう一度会いたい人」ではないということ。

そう、“印象が悪くない”だけでは、次には繋がらないのです。

足りないのは、たった一つ──“自分からの提案”

多くの仮交際終了の理由は見た目や話し方ではなく、“主導性のなさ”にあります。
それは、もっと言えば「自分から何かを提案する」という行動がないということ。

例えば、、、
★次はどこに行きたいか、を自分から言っていない
★「またお会いしたいです」と言われるのを待っている
★相手に好かれることばかり意識して、自分の希望を出していない

これ、実はすごくよくあるパターンなんです。

そして、そういう人ほど「自分では頑張っているつもり」になっています。

カウンセラーのプロフィール

なぜ“提案”が大事なのか?

仮交際の段階はお互いまだ“よそゆきの自分”です。
本音で話せる関係ではありません。
つまり、相手の反応がなければ、手応えも感情も動きにくいのです。

そんな中で、「次は○○に行きませんか?」とか「〇曜日の午後ってご都合どうですか?」とか、
ちょっとでも具体的な提案があると…

「あ、この人は私に関心があるんだ」
「自分に時間を使いたいと思ってくれてるんだ」
「受け身じゃない人だな」

こういった“プラスの印象”が生まれます。
逆に、毎回相手に任せていたり、「またお会いできたら嬉しいです」などの曖昧表現ばかりだと「そこまでじゃないのかな」と判断されて終了…となりがちです。

提案=リスクではない、“興味の証”です

ここで「いや、自分ばっかり積極的に見えて重いと思われたくないんです」という方もいます。
でも、婚活において“好意の示し方”はむしろ少し見えるくらいがちょうどいいのです。
提案は、「結婚前提に交際してくれるかどうかの打診」ではなく、“一緒に過ごす未来”をほんの少しだけ見せる行為なのです。

だから、内容も大げさでなくてOKです。

「前に○○が好きっておっしゃってましたよね。次そこ行きません?」
「僕も○○好きなんで、ぜひご一緒できたら嬉しいです」

こんな自然な一言が、相手の“迷い”を“前向きな判断”に変えることもあるのです。

成婚STORY

好かれる人より、「動く人」が勝つ!

仮交際で終わる人と成婚に進む人。
その差は“会話力”ではありません。

「相手にどう思われるか」ではなく、「自分がどう思ったか」を言える人、「一緒にどう過ごしたいか」を提案できる人。

つまり“印象に残る人”は「動いた人」なのです。

婚活は受け身でいてもうまくいきません。
でも「グイグイいく」のではなく、「ちょっと先の未来を描いて見せる」ことができる人がきちんと選ばれていきます。
だからこそ、次に仮交際が始まったら、ぜひこう言ってみてください。

「次、○○に一緒に行きませんか?」

それだけで“印象ゼロのいい人”から“ちょっと気になる人”へ変わるかもしれません。
そのためにはデートプランを事前に考えたり、人気のスポット調べておく必要があります。
そこの努力は惜しまずに、出来ることを全てしましょう!

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。