Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:7月2日 更新日:7月2日

「恋愛感情がわかない」と言われ続けた人への処方箋

「仮交際まではいくのになぜかいつも“恋愛感情がわかなくて…”って言われて交際終了になります」
―これ、弊社の会員さんからも多く聞く悩みのひとつです。

しかも厄介なのは「恋愛感情がわかない」というフレーズ、反論できないし、改善点も見えにくいってこと。
もうこうなると、自分に何か決定的に足りないのでは…と落ち込みがちですが…
でも、ちょっと待ってください。

実はこの「恋愛感情がわかない問題」、あなた自身の魅力不足ではなく、“婚活構造そのもののギャップ”が原因のことが多いのです。
今回は、そんな“恋愛感情に敗れ続けた人”に贈る、処方箋のようなコラムです。

「優しい」しか印象がない人は、“安全”だけど“退屈”に見える

まず前提として、恋愛感情とは、
✔ 清潔感がある
✔ 年収が安定している
✔ 優しい
…だけでは起きません。

なぜなら、恋愛感情は理屈で起きるものではなく、脳の一部が“勝手に反応するもの”だからです。
つまり、どれだけ条件が良くても、「ドーパミンが出なかったら終了」というのが現実。

じゃあどうすればいいのか?

ここで注目したいのが、「恋愛感情がわかない」と言われる人がよく陥る“共通点”です。

これはカウンセラーの本音ですが…
恋愛感情が湧かないとされる人の多くは、とてもとても優しいです。
でも同時に、無難で特徴がなく、印象が薄い。

例えるなら、毎朝コンビニで買える“ほっとするお味噌汁”。
でも、初対面で飲みたいのは“ちょっとクセのあるクラフトコーラ”だったりします。

「安心感」は結婚の決め手になります。
でも「恋愛の入口」には、ちょっとした“意外性”や“ギャップ”が必要なのです。

カウンセラーのプロフィール

恋愛感情が生まれるのは、“心が少しザワついたとき”

好きって気持ちは安心の中からではなく、ちょっとの違和感や予想外から生まれることが多いです。

例えば:
・物静かだと思ってた人が急に笑いのセンス爆発
・真面目な話ばかりかと思ったら、急にシュールな例え話を挟む
・丁寧な人が、ふとした瞬間に天然だった

そう、「恋愛感情」って“予定調和じゃない一瞬”から始まるのです。
つまり、あなたに足りないのは“魅力”じゃなくて、魅力の「見せどころ」なのです。
「恋愛感情がわかない」と言う人の中には、“好き”を感じたことが少ない or 恋愛に夢を見すぎている人”も多いです。
つまり、本人の恋愛感情スイッチが鈍いのに「ときめかないからナシ」って判定してしまう。
これはもう“火がついてないガスコンロで沸騰しない鍋を見つめてる”ようなもの。
だからこそ、必要以上に責任を感じる必要はありません。
むしろ、「そういうタイプの人に当たっただけ」と割り切るほうが建設的です。

成婚STORY

「恋愛感情がわかない」は、終わりの言葉じゃない

では、“恋愛感情が湧く相手”になるにはどうすればいいか。

ズバリ、以下の3つを意識してみてください。

■会話に“予想外”を1つ仕込む
→ 例えば「休日はよくパン屋を3軒ハシゴしてます」など、変わった趣味や行動で「えっ!」を引き出す。

■相手の話に“ちょっとツッコミ”を入れる
→ 「それ本気で言ってます?(笑)」など、軽いユーモアで“掛け合い感”を生む。

■プロフィール文に“クセ”を出す
→ 「友人から“真面目にふざける人”と言われます」など、言葉選びで印象に残す。

大事なのは、「好きになってもらおう」とするよりも、“記憶に残る何か”を与えることです。

「恋愛感情がわきませんでした」
その一言にどれだけ落ち込んだとしても覚えておいてください。
それは、あなたに魅力がないのではなく、ただその魅力が“見える形”になっていなかっただけかもしれません。
そしてそれは、変えられることです。

婚活は“中身の良さ”を“見える化”するゲーム。
あなたの魅力が、次こそきちんと伝わるように…
その設計図づくりを一緒に考えるのがカウンセラーの仕事です。

恋愛感情は、魔法じゃなくて、設計できる。
あなたに足りないのは、「魅力」ではなく「演出」かもしれません。
だからもう、自分を責めなくていいですよ。
ほんの少し、角度を変えて、言葉を変えて、間を変えるだけで、“ときめかれる人”になれるのです。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。