Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:10月27日 更新日:10月27日

“頑張らない婚活”がうまくいく理由

「頑張らなきゃ」と思うことは、婚活をしている人にとって自然なことです。
でも実は、成婚していく人ほど「頑張らない」時間を上手に持っています。
頑張らないというと“手を抜くこと”のように聞こえるかもしれません。
けれど、それは“力を抜く勇気”のこと。
婚活は、気合いと根性だけで進めるものではありません。
むしろ「頑張らない」ときにこそ、ご縁は動き出します。
今回は、そんな“頑張らない婚活”がうまくいく理由を3つの視点から紹介します。

“頑張る婚活”は、自分を追い詰めてしまう

婚活が長引いてしまう人ほど、「もっと頑張らなきゃ」と自分にプレッシャーをかけています。
毎週お見合いを入れて、合間にプロフィールを見直し、休む間もなく次のデートへ。
表面上は前向きに見えますが、心の中では「うまくいかない自分」への焦りが膨らんでいく一方です。

やがて、出会う人すべてを“ジャッジする目線”で見てしまう。
「この人は違う」「タイプじゃない」と、相手の短所ばかりが目につく。
それは、相手の問題ではなく“心の余裕のなさ”がつくり出すフィルターです。

“頑張りすぎている人”ほど、本来の自分の魅力が見えなくなっていきます。
心に余白がなくなると、相手を思いやるスペースもなくなるのです。

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“頑張らない”とき、人は本来の魅力を取り戻す

結婚相談所でたくさんのご縁を見てきましたが、不思議なことに“うまくいく人”は決まって、力が抜けています。

お見合いで無理に盛り上げようとしない。
「どう思われているかな」と考えすぎない。
沈黙しても笑っていられる。

そういう人は、相手に“安心感”を与えます。
頑張らない人は、相手に「自分も頑張らなくていい」と思わせる。
この“安心の空気”こそが、最も強い魅力です。

誰だって、常に気を張る関係より、自然に呼吸が合う相手と一緒にいたいと思うものです。
婚活がうまくいくのは、完璧な人ではなく「一緒にいるとホッとする人」です。
その空気をつくるために必要なのは、“頑張らない勇気”なのです。

“頑張らない婚活”は、自分のタイミングを信じている

頑張らない人は、“今”に焦点を当てています。
「次こそ成功させよう」ではなく、「今日を大切に過ごそう」と思っている。
この感覚の違いが、ご縁の流れを大きく変えます。

焦っている人ほど、頭の中は“結果”でいっぱいです。
「うまくいくかな」「断られたらどうしよう」と未来に意識が向いている。
でも、頑張らない人は“今ここ”に集中している。
目の前の人の話を丁寧に聞き、自然に笑顔で反応できる。
その姿勢が相手に“誠実さ”と“温かさ”を伝えるのです。
不思議なことに、理想の相手と出会えた人たちはみんな、こう言います。

「焦らなくなった頃に、良いご縁が来た」

それは偶然ではありません。
頑張ることで硬くなっていた“心のドア”が、ようやく開いた瞬間なのです。

成婚STORY

「頑張る」から「整える」へ

婚活は、努力の量よりも“心の状態”が結果を左右します。
焦りや不安の中で動いても、うまくいかないのは当然です。

だからこそ、うまくいっている人たちは「頑張る」を手放しています。
代わりに大切にしているのは、次の3つです。

・自分を追い込まない
・相手に安心感を与える
・今を丁寧に生きる

この3つが整うと、婚活は不思議と穏やかに進み始めます。
“頑張らない婚活”とは、怠けることではなく、“自分の呼吸を取り戻す婚活”。
そのリズムを取り戻した人から、ご縁は動き出していくのです。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。