公開日:10月20日 更新日:10月20日
“理想の人に出会えた人”がやっていた8つの習慣
婚活をしていると、誰もが一度は思います。
「理想の人に出会いたい」と。
けれど実際にその理想の人と出会えている人は、意外と多くありません。
一方で、活動の期間が長くても、ある日を境に急に“ぴったりの人”と出会う人がいます。
その違いは、運でもタイミングでもありません。
日々の習慣と考え方の差です。
今回は、実際に成婚していった方々に共通していた“理想の人に出会えた人の8つの習慣”を紹介します。
「運命の出会い」を引き寄せた人たちの行動には、確かな共通点がありました。

この記事の目次
出会いを“評価”ではなく“体験”として楽しむ
理想の人に出会える人は、出会いのたびに「良かった」「悪かった」と採点をしません。
代わりに、「今日もひとつ、新しい発見があった」と受け止めています。
お見合いは試験ではなく、人生を豊かにする体験のひとつ。
「また会いたい人だったか」より、「どんな自分でいられたか」を振り返る人ほど、出会いの質が上がります。
楽しもうとする姿勢があると、表情も柔らかくなり、結果的に印象も良くなります。
“理想の人”を探すよりも、“理想の自分”で出会う。
その意識の違いが、大きな差を生みます。
理想を“条件”ではなく“感覚”で捉えている
理想を条件で語る人は多いです。
年齢、身長、年収、職業…
でも理想の人に出会えた人は“条件の一致”ではなく“感覚の一致”を大切にしています。
「一緒にいると安心する」
「話すテンポが合う」
「沈黙が気にならない」
その“感覚”こそが、長く続く関係の土台です。
条件は生活の一部を支えるもの。
でも、結婚は“空気の心地よさ”で続いていきます。

“こうあるべき”より“これでいい”を選んでいる
理想を追いかけすぎると、いつの間にか“こうあるべき”という呪縛にとらわれます。
「この年齢なら結婚していなきゃ」
「結婚相手はこうでなきゃ」
けれど、理想の人に出会えた人たちは、その“正しさ”を手放しています。
彼らが共通して口にするのは、「完璧じゃなくても居心地がいい」でした。
“こうあるべき”を外すと、人との関係に“余白”が生まれます。
その余白にこそ、愛情と安心感が育っていくのです。
“待つ”より“動く”を選ぶ
理想の人を“待つ”姿勢では、婚活は長引きます。
理想の人に出会えた人たちは、出会いを“行動”で掴みにいっています。
プロフィールを見直したり、写真を更新したり、カウンセラーに相談したり…
自分を少しずつ変えることで、出会いの確率を上げています。
「行動量=出会いの質」ではありませんが、行動する人ほど、自分の理想の輪郭がクリアになっていくのです。
動けば世界が変わる。
動かない限り、理想の人も見つけようがありません。

出会いの数より、出会いの“深さ”を大事にしている
婚活がうまくいかない人ほど、「もっと多くの人に会わなきゃ」と考えます。
でも、理想の人に出会えた人は、“一つひとつの出会い”を丁寧に扱っています。
お見合い1回ごとに、相手の話や表情をしっかり受け止めている。
その丁寧さが、相手に「この人はちゃんと自分を見てくれる」と伝わるのです。
数をこなしても、心が動かなければ意味がありません。
「どれだけ会ったか」ではなく、「どれだけ相手を理解しようとしたか」が理想の人を引き寄せる鍵になります。
相手を変えようとせず、受け入れる準備ができている
理想の人に出会えた人ほど、相手に“完璧”を求めません。
むしろ、違いを受け入れる柔軟さを持っています。
「相手を変える」のではなく、「自分の受け取り方を変える」。
この意識を持つだけで、出会いの質は驚くほど変わります。
結婚は、違う価値観をすり合わせる共同作業です。
受け入れる姿勢がある人は、自然と“選ばれる人”にもなっていくのです。
過去の恋愛を“反省”ではなく“学び”にしている
過去の恋愛や婚活での失敗を「自分には向いてない」と落ち込む人がいます。
でも、理想の人に出会えた人は、同じ経験を“学び”として扱っています。
「自分にはどんな人が合わなかったか」
「どんな自分のときに関係がうまくいかなかったか」
過去の失敗は、理想の人に出会うためのレッスンです。
自分を責めるのではなく、次の出会いの糧に変えた人ほど、前向きなオーラをまとっています。
“焦らない自分”を育てている
婚活で焦りが出るのは当然です。
でも、焦るほどに判断が早くなり、出会いを浅くしてしまいます。
理想の人に出会えた人は、焦る気持ちをうまく“育てて”います。
焦りをゼロにするのではなく、
「焦ってもいい。でも焦りに流されない」と自分に言い聞かせています。
焦らない人は、表情や言葉に“安心感”が出ます。
そして安心感は、最も強力な“モテ要素”です。
「理想の人」は“探すもの”ではなく“育つもの”
理想の人に出会えた人たちが共通しているのは、「出会いを完璧にしよう」としていないことです。
彼らは、理想の人を“探す”のではなく、出会いの中で育てています。
・出会いを楽しむ姿勢
・感覚を大切にする柔軟さ
・自分から動く行動力
・相手を受け入れる余裕
・焦らず歩むペース
これらが、理想の人を引き寄せる本当の習慣です。
理想の人とは、ある日突然現れる存在ではなく、あなたの“日々の在り方”の中で自然と出会う人。
今日からできる小さな習慣の積み重ねが、理想の人との未来をつくっていきます。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。