Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:9月16日 更新日:9月16日

「一人の食卓」と「二人の食卓」、味が変わるのはなぜか?

独身生活にもいいところはたくさんあります。
気楽に好きなものを食べられるし、誰に気を遣うこともありません。
でも、結婚して「二人の食卓」になった瞬間、なぜか味まで変わることがあります。
それは、食材の違いではなく、「一緒に食べる相手がいる」という心の変化によるもの。
今日は「一人の食卓」と「二人の食卓」で、どうして同じ料理でも味が変わるのかを考えてみましょう。

「感想を分かち合える」から味が深くなる

一人で食べるときは「美味しい」と思っても、それは心の中だけで完結します。
でも二人だと…

「これ、意外に美味しいね!」
「ちょっと味濃いかな?」

そんなやりとりが生まれます。
感想を分かち合うことで「ただの味」から「共有された体験」へと変わり、料理そのものがもっと美味しく感じるのです。

「誰かのために作る」と手間が愛情に変わる

独身時代は「自分だけだし、納豆ご飯でいいか」と済ませることもあるでしょう。
でも二人になると…

・少し彩りを工夫してみる
・好きなメニューを思い出して作ってみる

そんな「誰かのために」という気持ちが、料理に手間をかける理由になります。
そしてその手間は、食べるときに「美味しいね」と言われた瞬間、愛情に変わるのです。

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「食卓に会話がある」だけで満腹感が違う

同じ量を食べても、一人で黙々と食べるのと、会話をしながら食べるのとでは満足感が全く違います。
二人の食卓では…

・今日あったことを話す
・テレビを見ながら笑う
・「次はこれ作ってみようか」と未来の話をする

ただの“食事”が“一日の楽しみ”に変わります。

「孤独感」が「安心感」に変わる

独身で一人ご飯が続くと、ふとした瞬間に「なんだか寂しい」と感じることがあります。
けれど二人で食卓を囲むと、その時間が「安心感」になります。
食事は栄養補給であると同時に、「心を満たす時間」でもあるのです。

成婚STORY

「同じメニュー」が「思い出」に変わる

一人で食べたカレーは、ただのカレー。
でも二人で食べたカレーは…

「前よりスパイス効いてるね」
「あのときのカレー、すごく美味しかったね」

と、思い出話になるのです。
食卓の記憶が、そのまま二人の歴史になっていきます。

まとめ

一人で食べるときと、二人で食べるとき。
同じ料理なのに味が違うのは…

1.感想を分かち合える
2.誰かのために作る気持ちがある
3.会話が満腹感を増す
4.孤独感が安心感に変わる
5.食卓の記憶が思い出になる

この小さな違いが「結婚の大きな魅力」になります。
「結婚って大げさなことじゃない。ただ“一緒に食べる人がいる”だけで人生の味はこんなにも変わる」
そう気づいたとき、独身の自由にはない温かさを感じられるのかもしれません。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。