公開日:8月26日 更新日:8月26日
自己紹介で“選ばれる人”が自然に使っている一言
婚活の場面で最初に交わされる「自己紹介」。
ここでの印象が、その後の交際の方向性を大きく左右します。
「プロフィール条件は悪くないのに、なぜか交際に発展しない…」
そんな人が見落としがちなのが“自己紹介で口にしている言葉”です。
逆に、成婚が早い人ほど自己紹介で自然に“ある一言”を使っています。
それは特別に気の利いた言葉ではなく、誰でも実践できるちょっとした工夫です。
今回は婚活で“選ばれる人”が無意識に取り入れている自己紹介の言葉を掘り下げます。

この記事の目次
「よろしくお願いします」の後に“もうひとこと”添える人
多くの人が自己紹介の冒頭で「よろしくお願いします」と言います。
ただ、そこで終わると形式的に聞こえてしまい、印象に残りません。
選ばれる人は、その後にほんのひとことだけ加えています。
例えば――
「今日は少し緊張していますが、楽しみに来ました」
「普段はあまり緊張しないのですが、今日はドキドキしてます」
この“気持ちの共有”があると、一気に距離が縮まります。
相手に「人間味がある人だな」と思わせるだけでなく、会話の最初のきっかけにもなるのです。
「自分の小さな日常」を交える人
自己紹介の定番は「仕事・趣味・休日の過ごし方」。
ただ、そこに“少し具体的な日常”を交える人は強いです。
例えば…
「休日は映画を観ています。昨日は○○という作品を観て、久しぶりに泣きました」
「コーヒーが好きで、豆を挽くところから淹れるのが毎朝のルーティンです」
こうした一言があると、相手は「この人と過ごす日常のイメージ」を描きやすくなります。
婚活は条件で選ぶ場でもありますが、最終的には「一緒に生活を思い描けるか」が決め手になるため、この差は非常に大きいのです。

「相手を巻き込む質問」を混ぜる人
自己紹介というと、自分のことだけを話す時間と捉えがちですが、選ばれる人は相手を巻き込む言い方をします。
- 「料理が好きでよく作ります。○○さんは得意な料理ありますか?」
- 「旅行が好きで、最近は国内ばかりなんです。海外に行くならどこがおすすめですか?」
ただ一方的に話すのではなく、自己紹介の中で“相手に渡すパス”を用意する。
この姿勢が「会話がしやすい人」という印象を与え、交際成立率を上げています。
「自分の弱みを可愛げに言える」人
婚活では短所を話すと不利になると思われがちですが、実際には逆。
上手に弱みを入れる人ほど印象に残りやすいのです。
例えば…
「方向音痴で地図アプリが手放せません(笑)」
「家ではちょっとズボラですが、外では頑張ります」
完璧すぎる人は近寄りがたいもの。
ちょっとした弱みを自己紹介に入れられる人は、「この人なら一緒にいて楽そう」と思われ、自然に選ばれやすくなります。

「結婚後の姿を自然に想像させる一言」
婚活では短所を話すと不利になると思われがちですが、実際には逆。
上手に弱みを入れる人ほど印象に残りやすいのです。
例えば…
「方向音痴で地図アプリが手放せません(笑)」
「家ではちょっとズボラですが、外では頑張ります」
完璧すぎる人は近寄りがたいもの。
ちょっとした弱みを自己紹介に入れられる人は、「この人なら一緒にいて楽そう」と思われ、自然に選ばれやすいのです。
「具体例」を挟んで話す人
例えば「読書が趣味です」だけでは埋もれてしまいます。
ところが…
「東野圭吾さんの作品が好きで、毎回どんでん返しに驚かされます」
「漫画も好きで、最近は○○を読んでます」
と具体的に言える人は、相手が「私も!」と共感しやすく、会話が自然に広がります。
婚活における自己紹介は、“タグ”より“エピソード”が響きます。
まとめ
結婚相談所で選ばれる人は、特別な言葉を使っているわけではありません。
ただ…
「よろしくお願いします」の後に気持ちを添える
日常の小さな具体例を入れる
自己紹介の中で相手を巻き込む
可愛い弱みを一言入れる
未来を想像させる表現を混ぜる
こうした小さな工夫を“自然に”取り入れています。
婚活は条件の戦いではなく、「この人と一緒にいると楽しそう」「未来が描ける」という安心感の勝負。
ぜひ次の自己紹介で“印象に残る一言”を意識してみてください。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。