成婚STORY

【NEW】共通言語は『野球』!不器用アラフィフ男性が共通の趣味で一点突破!

Hさん
  • お 名 前Hさん
  • 年 齢48歳
  • 職 業事務職
  • 活動期間1年10か月
  • 交際期間6か月
  • お相手の年齢40歳
  • お見合い回数31回
  • 年 収400万円台
とても真面目な男性でした。
とはいえ、「真面目」というのは婚活においてプラスにならないこともあります。

慶応大学を卒業し、事務のお仕事をしているHさん。
おっとりして、お話していても心地良い男性でした。

初めての婚活でしたが、お見合いも交際も楽しんでいました。
ところが、30人の方とお会いしてもなかなかうまくいきませんでした。
真面目な方なので、気を遣いすぎたり、デート中の会話も堅苦しくなったり…
私からは常にお相手に「楽しい!」と思ってもらえるような会話やデートを心掛けるように…と伝えていましたが、いつも「いい人止まり」で終わっていました。

実は活動を開始して早々、良い出会いもありました。
でも、良いご縁には繋がらず…

いろんな方と接していると、活動がうまくいかなかったときこそ、その方のお人柄がわかると思っています。
Hさんは辛い経験をしましたが、決して腐らずにこんなメールが来ました。

「結婚相談所で好きになれる人に出会えるとは思っていませんでした。残念でしたが、この経験を活かして、また頑張ります!〇〇さん(お相手)に良いご縁があることを願っています!」

傷心状態でこれを言える方はなかなかいません。
私も思わず、「Hさん、必ず成婚退会できますよ。もっともっといい人を探しましょう!」と返信しました。

そして迎えた31回目のお見合い。
8歳下の女性がお申し込みしてくださいました。
お見合いでは穏やかな時間を過ごし、仮交際が成立しました。

初回デートは無難に食事をし…と、これまでと変わらないデートでしたが、お互い熱烈なヤクルトスワローズファンであることがわかりました。
以降のデートはほぼほぼ野球の話。
残念ながら仮交際が成立したのはプロ野球のシーズンが終わった頃でした。
それでも、ファン感謝祭に行ったり、野球博物館に行ったり、お互いの共通の趣味がお二人を加速させました。

真面目なHさんも野球の話になると饒舌になり、自然体でお話できます。
お会いしても終始野球のお話なので、「結婚」に向けて進展はしませんでしたが、たわいない野球のお話をする時間がHさんには必要だったのかもしれません。
仮交際が成立して4か月を過ぎた頃、お相手の女性が結婚を意識し始めてくれました。
その頃にはHさんも自然に将来的なお話でもできるようになり、野球のお話をした後で、結婚後のお話もするようになりました。

お相手の自宅で過ごすことも多くなり、一緒に食事を作っていると結婚後の生活もイメージできました。
お相手の担当者ともやり取りをしながら、お互いに結婚の意思があることが確認できましたので、プロポーズの準備をするように伝えました。
Hさんのデートはカフェでお茶をしたり、散歩をしたり…、あまりお金がかからないプランばかりでしたので、いつもと違ったシチュエーションでプロポーズをすることを提案しました。
Hさんも快く受けてくれ、一世一代のプロポーズをすることになりました。

場所は恵比寿の高台にある一軒家のフレンチレストラン。
食事の後、チャペルに移動してバラの花束を持ってプロポーズ!

これまでのHさんからは想像もできないようなプロポーズです。
さぞかしお相手の方も驚いたことと思います。

お返事は即答で「OK」。
最後にレストランのスタッフにお写真を撮っていただきました。

翌日の早朝、Hさんからのメールの最後にはこう書かれていました。
「色々とアドバイスありがとうございました。迷走していた時期もありますが絶妙なタイミングで〇〇さんに出会えました。
あと性格第一って本当でした。性格は婚活に限らず、仕事でも野球界でも通じる気がします。」

やはり性格って大切ですね。
お人柄は不変ですので…
性格が良いHさんには同じような女性がぴったりです。

少し活動期間が長くなってしまいましたが、お見事な「共通の趣味での一点突破」でした。
成婚退会でお手続きにご来社くださいましたが、真面目さは変わらず。
さらに男らしさが備わっていました。

Hさん、婚活お疲れさまでした!