成婚STORY

2回目のデートで真剣交際!そして東京→茨城へ移住!

Oさん
  • お 名 前Oさん
  • 年 齢35歳
  • 職 業事務職
  • 活動期間6か月
  • 交際期間4か月
  • お相手の年齢35歳
  • お見合い回数7回
  • お相手の年収800万円台
彼女の第1印象は「おっとり」。
お話していてとにかく心地良かったのを覚えています。
彼女の信念は「否定をしないこと」。
喜怒哀楽の「怒」が抜け落ちたような優しさが溢れた女性でした。

成婚退会するまでにお見合いした回数はわずか7回。
いずれもお相手の方から交際希望の連絡がありました。
そのうちの1人が同じ歳の茨城県在住の男性でした。
実はこの方、2か月前にOさんからお見合いを申し込んでいました。
その時は、お仕事が忙しかったらしく自動不成立となってしまったのですが、2か月後、お相手の方からOさんに申し込んできてくれました。

東京と茨城の遠距離恋愛の始まりは大宮でのお見合いからでした。
初回デートも大宮で、好きなマンガ、観たい映画、好きな食べ物などが驚くほど同じで、初回デートとは思えないほど会話が続きました。

2回目のデートは急遽お相手の男性が東京に日帰り出張になり、お仕事終わりで秋葉原で軽く食事をすることになりました。
そして帰り際、彼のほうから真剣交際を申し込んでくれました。
その場ではOKしたものの、展開の早さに戸惑い、急遽私と面談することになりました。

決して無理に背中を押したくはないと思っているのですが、Oさんも彼の惹かれている様子はすぐに伝わりました。
この時点で彼女が真剣交際に進みたいと思っていることはわかりましたし、勢いで決めたわけではないこともわかりました。
私のほうからは結婚するとOさんが茨城に行くことになるので、東京に来た時に会うばかりではなく、栃木にも行ってどんな街が知っておいて結婚後の生活をイメージしたほうがいいですよと伝えました。

真剣交際に進んだ3回目以降のデートも彼が東京に来てくれ、いろいろなところに出掛けました。
そして、交際を進めていくにつれ、私も驚いたことがありました。
それは、彼が毎回車でOさんの自宅まで送ってくれることです。

Oさんが茨城県へ遊びに行き、茨城の観光名所を回ったり、地元でも有名なものを食べに行ったり…。
夜になると、彼が2時間かけて車で東京まで送ってくれるのです。
それが埼玉であっても横浜であっても千葉であっても、毎回彼がOさんを自宅まで車で送り届けて、一人で茨城へ帰って行くのでした。
ガソリン代や高速代の負担も大きかったと思いますが、Oさんはその気持ちが嬉しかったそうです。

さらに行動だけでなく、きちんとなぜOさんが好きになったのか、どこに惹かれているのかを言葉にして話してくれました。
次第にお互いの自宅を行き来し、一緒に料理をしたり、あったり過ごすデートも増え、将来的なお話をしながら、Oさんも結婚への意識が高まっていきました。
初めて土日の両日ずっと一緒に過ごし、さらに好きになり、いろいろな場面で大切にしてくれていると感じたそうです。

お互いのご両親へのご挨拶も終わり、Oさんのお父さんが彼を気に入ったらしく、そのまま3人で飲みに行きました。
私も、ついお父さんの気持ちになってしまうのですが、ホントに嬉しかったのだと思います。
しかも、イケメンの好青年です。
彼のご両親へのご挨拶では、彼の子供の頃のビデオや写真を見せてもらい、帰りは持ちきれないほどの果物や野菜をいただき、「また来てね」と言ってもらえたことが嬉しかったそうです。
改めて、「結婚」は個人の繋がりではなく、「家族」の繋がりだな…と思いました。

その後も順調にデートを重ね、茨城での物件探しも始まりました。
プロポーズ・・・、機は既に熟しています。
女性は待つ身です。
実は私は彼の担当者からプロポーズの具体的な日時(大安)は聞いていたのですが、私から聞くよりも直接彼から聞いたほうがいいと思ったので黙っていました。

そして、大安の日。
彼の自宅で夜ご飯を食べているときでした。
プロポーズリングを片手にこれまでの想いを話してくれ、プロポーズしてくれました。

特に悩んだこともなく順調に進んだ半年の婚活。
まさか茨城に住むことになるとは想像もしていませんでしたが、これもご縁です。
本当に素敵な方に出会えました。

この先の彼女の目標は「車が運転できるようになること」。
住めば都とはよく言ったもので、4か月で茨城県が大好きになりました。