成婚STORY

敵は元カレ!27回目のデートでプロポーズ!

Bさん
  • お 名 前Bさん
  • 年 齢33歳
  • 職 業消防士
  • 活動期間8か月
  • 交際期間5か月
  • お相手の年齢35歳
  • お見合い回数14回
  • 年 収600万円台
少し頼りなさそうな印象でしたが、きっとそれが年上の女性に好かれるだろうな…と思いました。
お仕事は消防士。
彼の雰囲気からは想像できないくらい意外でした。
また、そのギャップが女性にとって良いのかもしれません。

活動を始めて、たくさんのお申し込みがあり、お見合いも成立し、仮交際も成立しました。
2か月ほどが経った頃、仮交際をしている複数の女性から1人の女性に絞られました。

2歳上の看護師をしている女性で、お互い千葉県出身、埼玉県在住でした。
コロナでお相手のお仕事が忙しいときはオンラインで食事をしながら話したり、お互いシフト制でしたのでお休みが合えば1日デートをしました。
デートが終わる頃に次回のお休みにどこへ行くか決まる―、Bさんからの報告でも順調な様子が伝わってきました。

レンタカーで軽井沢や相模湖、日光に行ったり、フルーツ狩りをしたり、お互いの自宅を行き来したり、Bさんの自宅でまったり過ごすこともあり、将来的なお話も進みました。
そして、6回目のデートで真剣交際を申し込みました。
答えは・・・「もう少し時間が欲しい」でした。

順調そうに思えた交際も1つだけ問題があったのです。

それは、彼女が以前お付き合いをしていた男性がいて、まだ気持ちの整理がついていないことでした。
つまり、“元カレ”の存在です。
婚約し、お互いの両親にも会っていたのに、突然交際終了を告げられたそうです。

真剣交際に進めない理由を知ったのが10回目のデートのとき。
その際、Bさんからこんな連絡がありました。

「これまで2ヵ月間、時間をかけ、信頼関係を築いていけるよう努めてきました。気持ちの整理がついていないということであれば、整理がつくまで待ちたいと思います。」

その言葉通り、結論は急がず、これまでと変わらないデートが続きました。
お互い次の日がお休みのときは、スーパーで買い物して二人で料理したり…
彼女が仕事で疲れているときは軽く食事だけで済ませたり…

私からはほとんどアドバイスはしていません。
いつしか、毎週送られてくるBさんのデート報告が楽しみになっていました。
本当にBさんのお人柄や優しさが伝わるようなデートでした。

すると、デートの予定ではない日に彼女から連絡がありました。
「話があるから今から会えない?」

一瞬、ドキッとしました。
結果は、まだ気持ちの整理はついていないけど真剣交際に進みたい、と。

それでもまだ真剣交際です。
私からは気を抜かないように伝えていましたし、Bさんもよくわかっていました。

コロナの状況により、お相手の職場が忙しくなる時があり、たびたび会えない時期がやってきます。
それでもBさんは自然と彼女のペースに合わせることができる男性ですので、彼女にとっても負担にはなっていなかったようです。
そして、彼女の仕事が一段落したら、箱根へ旅行に行ったり、遠出することも定番になってきました。

そして迎えた彼女の誕生日。
タイミングはこの日しかありません。

みなとみらいのレストランで個室を予約し、周りを気にせずにストレートに気持ちを伝えました。
彼女の答えは…

「こちらこそ宜しくお願いします。」

この日が27回目のデートでした。
まさにBさんの粘り勝ちです。

Bさん、本当に良い旦那さんになりそうですし、良いお父さんになると思います。
消防士と看護師さん。
お互い忙しくて不規則なお仕事ですが、お二人ともこのご縁にとても感謝しておられました。

成婚退会の日、お二人でお越しくださいました。
半年ぶりにお会いしたBさんはとても逞しく見え、まさに消防士という感じでした。
背負うものができれば男性はこんなにも変わるのか…と。

婚活お疲れさまでした!!