成婚STORY

【番外編】カウンセラーの友人と成婚!指輪はハリーウィンストン!

Kさん
  • お 名 前Kさん
  • 年 齢37歳
  • 職 業看護師
  • 活動期間1年5か月
  • 交際期間4か月
  • お相手の年齢42歳
  • お見合い回数29回
  • お相手の年収1,000万円台
小学生の時に入院し、その時に対応してくれた看護師さんの姿に感動して、将来の夢が決まったKさん。
大学病院の病棟に勤務する看護師として、毎日忙しいはずなのに電話でもメールでも元気いっぱいの様子が伝わってくる明るい女性です。

たくさんの男性からお見合いの申し込みもあり、優しい人柄のKさんはなるべくお受けしたいという気持ちから希望条件とは異なる方との男性ともお見合いをしていました。
不規則な仕事で、コロナの感染者も増えていた時期で、電話でのKさんの声は明るいのですがこのままでは体力・精神力が持たないと思いましたので、希望条件を整理して、それに合致した方のみとお会いすることを提案しました。

そして、まさにKさんの希望条件に合致した男性からお申し込みがあり、私も「来ましたね!」とコメントを添えて取り次ぎました。
お見合いをお受けし、仮交際も成立しました。

デートの報告も楽しそうな様子が伝わってきて、デート中に次のデートのプランや日程が決まりました。
お互いがこの交際を最優先に考えているからこそです。
Kさんも真剣交際に進みたいという気持ちが次第に大きくなり、7回目のデートで真剣交際に進むことになりました。

その後も順調に交際を進めていたのですが、Kさんの中で少しずつ不安が大きくなっていったことがありました。
それがお酒を飲んだ時のお相手の振る舞いでした。
いわば酒乱だったのです。
Kさんは消化器系の病棟勤務で、お酒で肝臓を悪くしている患者さんをたくさん診てきたので、その不安が大きくなり、交際を終了することになりました。
残念ですが、仕方ありません。
私としても無理に背中を押して、後々結婚したことを後悔してほしくありませんので…
「もっといい人がいる!」と言い聞かせて前を向くしかないのです。

そんなとき…

余談ですが、カウンセラーの私が放送作家をしていた頃の同僚と食事に行きました。
そこで、彼から結婚を考えていた彼女と3ヵ月前に別れたことを聞きました。
まぁ、いろいろあったようです。。。
20年来の友人で、どんな人柄なのかよく知っています。
そこで、ふとKさんのことを思い出しました。

「この二人、合うのでは…」と。
何となくの“直感”です。

そして、Kさんに私の友人のことを話すと「ぜひ会ってみたいです!」と返信がありました。
友人にも話すとそこそこ乗り気でした。

友人はいきなり二人で会うのは抵抗があるということで、私も含めて3人で食事に行きました。
私が無理にくっつけようとすることもなく、3人で楽しく話して、お互い印象も良かったらしく、まずは友達から始めることになりました。
結婚相談所でいうと「仮交際」です。

相談所外での交際で、しかも相手は私の友人です。
彼には結婚相談所で活動している人は真剣に婚活をしているので、ダラダラ付き合うのはやめてあげてね、と伝えて、彼もそれを了承しました。

一応、相談所外での交際なので、Kさんには「面倒なら報告しなくていいですよ」と伝えていたのですが、Kさんは毎回報告してくれ、律儀に私への感謝も毎回添えてありました。

「Kさんの交際状況」=「私の旧友の交際状況」ですので、少し恥ずかしい気持ちもあったり、こんな男前な一面もあるんだと旧友を見直すこともありました(笑)
明確な線引きはなかったのですが、次第に結婚相談所でいう「真剣交際」に進み、お互いの仕事の休みに合わせて金沢や京都に旅行に行きました。
私の友人も放送作家で不規則な仕事なので、Kさんとも休みを合わせることができました。

もう結婚するだろうな…と私は思っていました。
すると、友人から連絡があり、「(Kさんの)誕生日にプロポーズをする」と。
彼も結婚相談所で活動している女性なので、交際を長引かせたくないという想いはあったと思います。
そして、一般的な恋愛だと少し短めの、結婚相談所では標準的な“4か月”という交際期間でプロポーズをしました。
婚約指輪は「ハリーウィンストン」。
値段を聞いてびっくり。
彼曰く、「新しい(レギュラー)番組が2つ決まったから、これくらいいいかな」と思ったそうです。
でも、本音は私の紹介だったので、恥ずかしいものを渡すわけにはいかない…と無理したそうです。
そんなに気を遣わなくてもいいのに…

Kさんからも同様の報告があり、入籍日も決まったそうです。
めでたく成婚退会することになったのですが、Kさんから成婚料を払いたいと連絡がありました。
私は相談所内での出会いではないし、旧友と結婚してくれることへの感謝もあるので成婚料はいらない…と。
でも、Kさんはどうしても払いたい…と。
「払います」「いらないですよ」の問答が何度か続き、結局、クリスマスが近かったこともあり、私が提案したコレで落ち着きました。

―Kさんが私の娘たちにクリスマスプレゼントをしてくれること―

長女には「NiziUのたまごっち」、次女には「ディズニーのユニベアシティのベルのぬいぐるみと衣装」。

そして先日、友人とKさんが子供たちが家にいないタイミングを見て、自宅まで届けてくれました。
私からも子供たちへのクリスマスプレゼントは用意していたので、今年のクリスマスはプレゼントが2つも貰えます。
子供たちには今年だけだよって言い聞かせないと…
さらに、私たち夫婦にもクリスマスプレゼントを…と「うかい亭」の食事券もいただきました。
ホント、恐縮です。。。

結婚するって難しいことでも、特別なことではないと思っていますが、お相手はどこで出会うかわかりませんね。
そんな番外編の成婚STORYでした。