MARZ CAFE 結婚相談所 マーズカフェ

ご両親は共に歯医者の開業医。
3姉妹の長女として裕福な家庭で育ったはず…。
でも、Fさんは謙虚で親しみがあるお人柄で、本当に好感が持てました。

両親に頼らずに自立し、コツコツと貯金をして堅実な生活を送る一方でハロプロが好きで、友達も多く、誰にでも好かれる女性です。
そんなFさんのもとにはたくさんの男性からお見合いの申し込みがありました。

重視したのは年収や職種ではなく、フィーリングが合うこと。
短期間でたくさんの方にお会いしましたが、なかなか合う方は現れずに短い仮交際を繰り返して2か月経った頃、1つ上の男性と出会いました。

大学院卒の大手電機メーカーの研究職をしている男性です。
彼の性格は猪突猛進、そしてFさんに一目惚れでした。
Fさんも仮交際が成立した早い段階で「こんなにフィーリングが合う人はいませんでした」と言うほどです。
会う頻度も多くなり、クリスマスはFさんの自宅を飾り付けして過ごしたり、デートでかわいいものを見つけたらその場で買ってプレゼントしてくれたり…、二人の関係は急速に進みました。

真剣交際にも進み、結婚への話が出てきた頃、ある問題が発生しました。
それは彼にはほとんど貯金がなかったことです。
これまでのデートでは羽振りも良く、Fさんが心配していたことが的中しました。
さらに友人にも大金を貸していたり、お金にルーズな一面があったのです。

Fさんは悩みましたが、この先の人生で彼以上にフィーリングが合う男性と出会えることはないと思っていました。
幸いにも彼はFさんが大好きで、結婚したら給料を全部Fさんに渡して、Fさんの言う通りにすると言ってくれています。
彼もまだ20代、大手上場企業で将来性もある優秀な男性です。
その他にも気になるところはたくさんあったそうですが、フィーリング重視のFさんの心は既に決まっていました。
Fさんは「とりあえず一緒に住んでみます！」としばらく同棲をして結婚するか決めることにして成婚退会となりました。

厳格なお父さんに怒られるかも…とビクビクしていましたが、コロナ禍でLINEのビデオ通話で彼を紹介したところ、思いのほか喜んでくれたそうです。
緊急事態宣言のなか、新居も決まり、20代同士の若いお二人の同棲生活が始まりました。

【後日談】
3か月後、Fさんに連絡したところ、同棲生活が楽しいそうで、彼も家事を積極的にしてくれて新しい発見がたくさんあったそうで、結婚も現実的になってきているとのことでした。