Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:10月6日 更新日:10月6日

【保存版】お見合いで“印象が薄い人”の共通点8選

「お見合いで悪い印象は持たれないのに、なぜか次に繋がらない。」
そんな相談を、結婚相談所ではよく受けます。
プロフィールも整っているし、マナーも問題ない。
でも、「また会いたい」と思われない。
これは“マイナス評価”ではなく、“記憶に残らない”という状態。
実は、婚活で一番やっかいなのがこの“印象の薄さ”です。
今回は多くの会員さんを見てきた経験から、お見合いで印象が薄くなってしまう人の共通点8つを、そして「どうすれば“また会いたい人”になれるのか」を具体的にお伝えします。

「いい人」どまりの会話をしている

印象が薄い人の典型は、「感じはいいけど、何を話したか覚えていない」。

例えば…
「そうなんですね」
「わかります」
「素敵ですね」

どれも丁寧だけれど、“自分の温度”が乗っていない返事です。
相手の話にリアクションしているようで、実は“印象を残す成分”がゼロ。
結婚相談所の成婚者は、「共感+自分の一言」がセットになっています。

「わかります!私もその映画、号泣しました」
「素敵ですね、私も今度行ってみたいです」

自分の体温を少し乗せるだけで会話が記憶に残ります。

相手に合わせすぎて自分が消えている

「印象を悪くしたくない」と思うあまり、相手の意見にすべて合わせてしまう人がいます。

「そうですよね」
「私も同じです」

一見、協調的ですが、実はこれも印象を薄くしてしまう原因。
お相手からも「感じはいいけど、どんな人か思い出せない」というフィードバックが多いです。
“違い”はキャラになる。
「私は逆にこう感じます」と軽く違う意見を言える人の方が印象に残ります。
相手の世界に合わせすぎると、自分という存在が輪郭を失ってしまうのです。

自分の話を短く切り上げすぎる

「自分の話ばかりしてはいけない」と意識するあまり、せっかくの話題を早めに終わらせてしまう人がいます。
例えば、「映画が好きなんですけど、最近あまり観れてなくて…」で終了。

これでは相手が広げようとしても情報が足りず、会話が止まります。
印象を残す人は、“1センテンス先”を添えています。
「映画が好きなんですけど、最近は昔の作品を見直してて、『ラ・ラ・ランド』とかまた泣いちゃいました」
この「少し先」が、相手の記憶に残るきっかけになるのです。

カウンセラーのプロフィール

見た目に“印象のフック”がない

ファッションや髪型も“印象”をつくる重要な要素。
派手である必要はありませんが、「何となく似たような人」に埋もれてしまうのはもったいない。

ネクタイやピアス、アクセサリーに“ひとクセ”
髪型を季節で変える
カラーや素材で“柔らかさ”を演出

「印象が薄い=無難すぎる」ことが多いです。
お見合いの場は“好印象を残すプレゼンの場”。
見た目の“引っかかり”が1つあるだけで、記憶の中に残りやすくなります。

話し方に“抑揚”がない

声のトーンやテンポは、印象を大きく左右します。
印象が薄い人は、話し方が平坦で、感情の“振れ幅”が感じられません。

「そうなんですね、なるほど、そうですか」
これが続くと、まるで自動音声のよう。

少しだけ声のトーンを上げて、「楽しそうに話す」「笑いながら話す」だけで、印象が急に華やぎます。
内容よりも“どう話したか”のほうが強く残るのです。

リアクションが遅い・小さい

リアクションが遅いと、相手は「自分の話がつまらないのかな」と感じてしまいます。
無意識にテンポがずれると、会話のリズムも合わなくなる。
印象が残る人は反応の“瞬発力”が違います。

「え、それ知らなかった!」
「あ、それ私も好きです!」

即レスではなく、“即リアクション”。
相手の言葉を待たずに反応が自然に出る人は「この人、素直で感じいいな」と思われやすいのです。

成婚STORY

会話の“終わり方”が淡白

お見合いの最後に印象が薄れる人は、「締めの一言」が弱い傾向があります。

「今日はありがとうございました」

丁寧ですが、これでは誰でも言える。
印象に残る人は、プラス一言を添えています。

「今日は楽しかったです。次はもう少しゆっくりお話できたら嬉しいです」

この一言が、「また会いたい」に繋がるきっかけになるのです。

“余白”を見せない

意外かもしれませんが印象が薄い人は“完璧すぎる人”にも多いです。
マナーも正しく、服装もきちんとしていて、非の打ちどころがない。
でも、そこに“隙”がないと、人は心の距離を感じます。
成婚者に共通するのは、「少し抜けている」「人間味がある」人。

「今日、緊張してて手汗がすごいんです(笑)」
「実はさっき方向間違えて、少し焦りました」

こうした小さな“余白”が人の印象を柔らかく、記憶に残るものに変えるのです。

印象を残す=自分の温度を伝えること

結婚相談所でうまくいく人は、特別な話題を持っているわけではありません。
むしろ、何を話すかよりも“どう伝えるか”を大切にしています。
印象が薄い人に共通するのは…

・自分の感情を抑えている
・相手に合わせすぎている
・完璧を目指しすぎている

つまり、“自分の温度”を出せていないのです。
お見合いは面接ではなく“相性の確認”。
「この人と一緒にいたら落ち着く」「また話したい」と思ってもらうには、完璧よりも“体温のある会話”が一番の近道です。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。