公開日:9月9日 更新日:9月9日
仮交際が続かない人が無意識にやっている5つの行動
お見合いが成立し、仮交際に入ると「とりあえずは順調」と思う方が多いでしょう。
しかし実際には、「2回目につながらない」「3回目で終了されてしまう」というケースが少なくありません。
ではなぜ、せっかくご縁がつながっても、続かないのでしょうか?
その多くは、本人も気づかない “無意識の行動” に原因があります。
今回は、仮交際が続かない人が無意識にやっている行動を5つに絞り、その理由と改善のヒントを解説します。

この記事の目次
「とりあえず無難に会話しておこう」という受け身姿勢
仮交際でよくあるのが「相手に嫌われたくないから、無難に会話をこなす」というスタンスです。
もちろんマイナス要素を出さないのは大事ですが、“無難”は同時に“印象に残らない”のです。
「仕事は普通に忙しいです」
「休日は家でゆっくりしています」
「趣味は映画です」
これでは、プロフィールを読み返しても「どんな人だったっけ?」となり、次に会う理由が薄れてしまいます。
【改善のヒント】
無理に面白い話をする必要はありません。「具体例を1つ添える」だけで印象は大きく変わります。
例:「映画が趣味です → 先週観た〇〇が面白くて、感動しました」
相手もそこから話を広げやすくなり、自然と会話が深まります。
「連絡は最低限でいい」という勘違い
仮交際が続かない人の多くが「LINEやメッセージは次に会う約束だけで十分」と考えています。
しかし、仮交際は“相手を知る準備期間”。
連絡の頻度や内容は“安心感”につながります。
連絡が少ないと…
「自分に興味がないのかも」
「続けても温度差がある気がする」
と相手に不安を与え、終了されやすいのです。
【改善のヒント】
「日常の一コマ」を共有するくらいでOK。
例:「今日は久しぶりに散歩できました。気持ちよかったです」
返信を強要せず、“ちょっとした報告”を続けることで安心感を育てられます。

相手の答えをすぐジャッジしてしまう
仮交際では「自分と合うかどうか」を見極めたい気持ちが強く出がちです。
しかし、それが無意識のうちに「相手の答えを評価する態度」として伝わってしまうことがあります。
「え、インドア派なんですか? 自分はアウトドアなので…」
「お酒が苦手なんですね。飲めないとちょっと…」
本人に悪気はなくても、相手は「否定された」と感じます。
たった一言で印象がマイナスに傾くのです。
【改善のヒント】
相手と違っても「へぇ~、意外ですね」「そういう過ごし方もいいですね」と一度受け止める。
仮交際の目的は「違いを知る」こと。ジャッジではなく“受け止めて会話を広げる”意識が大切です。
「デートは相手任せでいい」という油断
仮交際が続かない人に多いのが、「次は相手が考えてくれるだろう」と任せっぱなしにしてしまうこと。
実際にリードしなくても良いですが“提案を出す姿勢”が大きな安心感を与えます。
相手任せにすると…
「自分に興味がないのかな」
「主体性がない人かも」
と受け取られ、気持ちが冷めてしまうのです。
【改善のヒント】
「自分は〇〇に行ってみたいですが、どうですか?」と、軽い提案を出すだけで十分。
相手が乗り気でなければ「じゃあ、〇〇さんの行きたいところにしましょう」と引けばOK。
→ “提案→相手に選んでもらう” 流れは、相手に安心感を与える王道の形です。

「短期間で答えを出さなければ」と焦りすぎる
結婚相談所の交際は「3か月ルール」があるため、どうしても「早く判断しなきゃ」と焦ってしまいがち。
しかしその焦りは、無意識に言動に出てしまいます。
「結婚観はどうですか?」を初回から連発
「真剣交際を考えてますか?」と温度差のある質問
会うたびに将来を詰めるような会話
これでは相手に「息苦しい」と思われ、終了につながります。
【改善のヒント】
「3回会ってから判断する」と自分にルールを決める。
最初の数回は「一緒にいて自然体でいられるか」だけを確認する意識に切り替える。
→ 結果的にその方が早く進展します。
まとめ
仮交際が続かない人の無意識の行動は――
1.無難すぎて印象に残らない会話
2.連絡が最低限すぎて安心感がない
3.相手の答えをすぐジャッジしてしまう
4.デートを相手任せにしてしまう
5.焦りすぎて会話が重くなる
どれも“悪気はない行動”ですが、積み重なると「この人とは合わないかも」と判断されてしまいます。
逆に言えば、この5つを意識して避けるだけで、仮交際は格段に続きやすくなるのです。
仮交際は「正解を探す期間」ではなく、「相手の良さを見つける期間」。
その気持ちで会話や行動を少し変えてみれば、次のステージがぐっと近づきます。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。