Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:8月19日 更新日:8月19日

結婚相談所で“LINEが続かない人”に共通する無意識のクセとは?

「LINEが続かないんです…」
結婚相談所でよく聞く悩みのひとつです。
せっかく仮交際が始まっても、メッセージが途切れてフェードアウト。
でも実は“話題がないから”でも“忙しいから”でもなく、 無意識のクセ が原因になっているケースが多いのです。
今回はそのクセを紐解きながら、どうすれば“会話が続く人”に変われるのかをお伝えします。

クセ① 「実況中継LINE」になっている

「今コンビニ」「これから寝ます」「仕事終わった」…。
こうした“日常の実況中継”は続けている本人は誠実なつもりでも、相手にとっては会話を広げにくいネタになりがちです。

相手が「へぇ~」で終わってしまう話題ばかりだと、やり取りは自然と減っていきます。

ポイントは、「実況」ではなく「問いかけ」を混ぜること。
「今コンビニ、スイーツどれにしようか迷ってる。○○さんならどっち選ぶ?」
こんな一言を添えるだけで、相手が参加できる会話に変わります。

クセ② 「面接官LINE」になっている

「お仕事は?」「趣味は?」「休みの日は?」
プロフィールに書いてあることをただ確認するような質問ばかりになっていませんか?
これだと相手は“自己紹介の焼き直し”をさせられている気分になり、LINEを楽しめなくなります。

コツは「感情」を引き出す質問です。
「お休みの日は映画が多いんですね。最近観た中で一番“当たり”だったのは?」
単なる事実確認ではなく、相手の気持ちや価値観を聞くと、会話は自然に広がります。

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クセ③ 「返信速度のクセ」が相手を疲れさせる

即レス派とマイペース派のズレも大きな原因です。

即レス派:「すぐ返してるのに既読スルーされて不安」
マイペース派:「立て続けに来るから返信が負担」

どちらが悪いわけでもないのに、無意識に“相性が悪い”と感じてしまうのです。

解決策は「一言でリズムを共有する」こと。
「お昼は返信遅めになっちゃいますが、気にせず送ってくださいね」
これだけで安心感が生まれ、無用な“違和感”を防げます。

クセ④ 「オチをつけよう」としすぎている

真面目な人ほど「面白いことを言わなきゃ」と力が入ってしまいます。
でも相手は芸人を求めているわけではありません。
毎回オチをつけるよりも「あなたと同じことで笑った」「わかる!」と共感を返す方が心地よく会話が続くのです。

例)
「今日電車遅延して大変だった~」
に対して、
「え!私も同じ時間帯で巻き込まれました!」
こういう“共感の偶然”が、LINEの距離を一気に縮めます。

成婚STORY

まとめ

LINEが続かない人に共通するのは、 相手を“会話の相棒”にしていないクセ です。
実況中継、面接官、返信リズム、オチへのこだわり…
どれも悪気がないからこそ、無意識に繰り返してしまいます。

でも少し視点を変えて、「問いかけ」「感情を引き出す」「リズムを共有」「共感する」。
この4つを意識すれば、LINEは単なる連絡ツールから、“相手と世界を共有する楽しい場”に変わります。

婚活において、LINEが続く人は出会いを育てられる人。
小さなクセを直すだけで、成婚への道はぐっと近づくはずです。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。