Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:2月26日 更新日:4月7日

結婚相談所の真剣交際とは?進め方や交際期間も解説

結婚相談所で出会い、仮交際から次のステップへ進むと「真剣交際」という局面を迎えます。互いに結婚を見据えて一歩踏み込んだお付き合いをする段階ですが、具体的にどのようなルールや流れで進めるのか不安を抱える方もいるかもしれません。 

この記事では、真剣交際の定義から注意点、そしてパートナーと円滑に絆を深めるポイントを解説します。 

結婚を望む女性にとって、結婚相談所での真剣交際がどのように進むかを把握しておくことは大切です。ぜひ最後まで読んでみてください。 

婚相談所の真剣交際とは

結婚相談所のサービスでは、まず「仮交際」と呼ばれるステップで複数の異性とのやり取りを行います。その後、お互いの相性や価値観に大きなズレがないと感じられた場合、ひとりの相手に絞ってお付き合いを続けることになります。 

これが「真剣交際」です。 真剣交際の期間中は、「結婚」をゴールとして具体的なライフプランを話し合いながら関係を深めるのが大きな特徴です。 

仮交際と異なり、他の会員との連絡やデートは基本的にストップするため、1対1のコミュニケーションが中心になります。 

どのタイミングで真剣交際に進むかはカウンセラーの助言や双方の合意を参考に決定されます。  

婚相談所における真剣交際の注意点

真剣交際は結婚を前提とした重要なフェーズであるため、結婚相談所ごとにルールやマナーが定められていることがあります。 

自分と相手の意思を尊重しながら、ルールに沿って進めることが求められます。

注意点①異性の紹介がストップする

真剣交際が成立すると、他の異性の紹介やお見合いが一斉に停止されます。仮交際中であれば並行して複数名とやり取りが可能ですが、真剣交際では1対1のやり取りに集中する形となります。 

万が一、相手との相性が合わないなどの理由で交際が終了した場合は、再度紹介を受けられる仕組みが多いです。 

意点②結婚相談所によって真剣交際の期間が定められている

結婚相談所の方針によっては、真剣交際の期間が3カ月や6カ月など、目安として設定されている場合があります。あまりにもダラダラと交際期間を延ばしてしまうと、入会後の活動が長期化し、双方にとって不安が増すことも否めません。一定期間内にしっかりと将来を考え、結論を出すことが求められます。 

注意点③お泊りや旅行が禁止されているケースもある

結婚相談所の規約によっては、真剣交際中であってもお泊りや旅行が禁止されることがあります。これはリスク管理やトラブル回避のための措置といえます。どうしても旅行を検討している場合は、結婚相談所やカウンセラーに相談し、ルールを確認してから計画を立てると安心です。  

注意点④過度なスキンシップを禁止しているところもある

結婚を前提とした交際ではありますが、過度なスキンシップが問題視される場合もあるため注意が必要です。 

特にスキンシップの考え方には個人差があるため、相手が不快に思わないよう配慮することが大切です。結婚相談所側のルールや相手の意向を尊重しながら、慎重に距離を縮めていきましょう。 

注意点⑤真剣交際を終了させる場合は、結婚相談所を通す

真剣交際中に何らかの理由で関係を続けるのが難しいと感じた場合、自己判断でフェードアウトするのではなく、必ず結婚相談所を通じて終了の手続きや連絡を行うことが原則です。感情的なトラブルを回避するためにも、カウンセラーに相談しながらスムーズに進めることが望まれます。 

関連記事:「短期集中」と決めている人は失敗する確率が高い

真剣交際のあいだにパートナーとやっておくべきこと

真剣交際の段階は、お互いの将来像を具体的にすり合わせる期間です。ここでどれだけ本音を伝え合い、二人の間にある価値観の違いやライフプランを整理できるかが、その後の結婚生活を大きく左右します。

結婚後の生活や価値観について話す

家事の分担や子育ての考え方、親との同居の有無など、結婚後の具体的なイメージを共有することが大切です。言いづらい内容でも早めに話し合っておくことで、大きな衝突を回避しやすくなります。

金銭感覚のすり合わせをする

収入や貯蓄の状況だけでなく、日常生活での節約意識や趣味への出費なども含めて、お互いの金銭感覚を理解し合う必要があります。家計管理をどちらが主に行うのか、共働きの場合の負担割合など、細かなところまで話しておくと安心です。  

プロポーズまでの期間を決める

真剣交際は結婚を前提とした交際なので、いつ頃プロポーズをする・されるのか、ある程度の目安を定めておくとスムーズです。 

ダラダラと交際期間が長引くと、お互いに結婚への意欲が薄れてしまうこともあるため、期限を意識することが重要といえます。  

コミュニケーションを密にとる

週末のみのデートだけでなく、電話やメール・SNSを活用して日常的に連絡を取り合うことで、相手の考えや気持ちを理解しやすくなります。 

タイミングを見て言葉に出すことを意識し、相手の考えを引き出す姿勢を持ち続けることが大切です。 

デートの回数を重ねて、一緒にいる時間を増やす

真剣交際中は、なるべく頻繁に会ってコミュニケーションを深めることがポイントです。食事や映画鑑賞だけでなく、一緒に料理をする、日用品の買い物をするなど、普段の生活に近いシチュエーションを経験すれば、互いの素の部分を知りやすくなります。

お互いの両親への挨拶を済ませる

結婚を前提とした交際では、両親への挨拶は重要な節目です。交際相手を家族に紹介し、相手側の家族との関係性を築き始めることで、より結婚後のイメージが具体的になります。 

慎重になりがちなイベントですが、結婚相談所やカウンセラーに相談して進めることも可能です。 

関連記事:仮交際とは?交際が失敗しない進め方も解説

真剣交際時にやってはいけないこと

結婚に向けて前向きに話し合う段階とはいえ、注意すべきマナーやルールを守らなければ、相手の気持ちを損ねる可能性があります。 

結婚後の生活を円滑にするためにも、以下の点は避けるように心がけましょう。 

自分の意見ばかりを押しつけない

熱意をもって意見を伝えることは大切ですが、一方的に押しつけてしまうと相手が本音を言いづらくなってしまいます。 

とくに子育てや仕事のことなどはデリケートなトピックなので、相手の考えをじっくりと聞く姿勢が重要です。

大事な決めごとを相手任せにする

家事分担や結婚式のスタイルなど、さまざまな事柄を相手に任せきりにしてしまうと、相手に負担がかかり、「自分の意見が大切にされていない」と受け取られる可能性があります。 

自分の考えをきちんと伝えながら、二人で決めていく姿勢を大切にしましょう。 

結婚相手に知らせるべき情報を隠す

ローンの有無や健康状態など、結婚生活に直結する情報を黙っているのはトラブルの原因になりかねません。 

信頼関係を築くためにも、伝えるべき情報は早めに共有し、問題があれば一緒に解決策を考えることが望まれます。  

ルールとマナーを守って真剣交際を楽しもう

結婚相談所の真剣交際とは、仮交際の段階から一歩進み、お互いが結婚を強く意識して交際を続ける重要な期間です。結婚後の生活や価値観のすり合わせ、金銭感覚の確認、両親への挨拶など、この時期にしかできない大切な準備がたくさんあります。 

結婚相談所ごとに定められたルールを守りつつ、誠実に相手と向き合うことで成婚に近づくことができるでしょう。 もし結婚に向けて真剣に行動を起こしたいと感じているなら、まずは自分の希望条件や将来像を整理することから始めてみてはいかがでしょうか。 

東京の結婚相談所マーズカフェでも、あなたの不安や疑問点をサポートできるよう、さまざまな情報を提供しています。ぜひご活用いただきながら、理想のパートナーとの幸せな未来をつかんでください。 

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。