公開日:8月14日 更新日:8月14日
“仮交際が3回目まで続かない人”に足りない、たった1つの行動
結婚相談所で活動している方の中には…
「初回デートは楽しく終わる」
「2回目も誘ってもらえる」
でもなぜか3回目の壁を越えられない、という人が少なくありません。
これ、性格や相性の問題だと思われがちですが、実は“ある行動”を取っていないことが大きな原因です。
そしてその行動は、恋愛経験の有無やスペックには関係なく、誰でも今日からできるシンプルなことなのです。

3回目のデートが“試合終了”になりやすい理由
まず、なぜ仮交際が3回目で終わるのか。
相談所の活動では、1~2回目のデートは“お試し期間”のようなもの。
お互いに「もう少し知ってみようかな」という感覚で会っています。
しかし、3回目になると相手は無意識に「この人と真剣交際に進む可能性はあるのか?」とジャッジを始めます。
ここで何も印象に残らないと、「悪くはないけど決め手がない」=終了、となるわけです。
足りないたった1つの行動とは?
その行動とは─「相手専用の話題を仕込む」こと。
つまり、“オンリーワンのネタ作り”。
昔、放送作家をしていましたが、テレビ番組でも視聴者がチャンネルを変えずに見続けるのは
「この人の話、他では聞けない!」と思わせる瞬間です。
婚活でも同じです。
相手に「この人といると、自分らしくいられる」「他の人とは違う」と感じさせる話題を用意することが、3回目の壁を突破する鍵です。

具体的な“相手専用ネタ”の作り方
1.1~2回目の会話から“ヒント”を拾う
・相手が笑った瞬間
・興味を示した話題
・「実はね…」と前置きして話したこと
これらは、心を開きかけているサイン。
2.そのヒントを深掘りして情報を集める
例えば相手が「パン作りが好き」と言ったとします。
ここで「いいですね!」で終わらせずに、もう一歩踏み込みます。
どんなパンを作るのが好きかを聞く
(ハード系?菓子パン系?サンド用?)
作るきっかけになったエピソードを聞く
(家族のため?趣味?ストレス解消?)
これから挑戦したいパンを聞く
(クロワッサンやデニッシュなど難易度高めのもの)
失敗談や意外なコツを引き出す
(イーストを入れ忘れた、発酵時間を短縮する裏技など)
3.次のデートでは、「この前話してたバターロール、週末に作ったって言ってたけどどうだった?」
と“覚えている&興味を持っている”姿勢を見せることで、特別感と会話の継続性が生まれます。
※あくまでも例えば…のケースです。

なぜこの行動が効くのか
心理学的に、人は「自分に特化した対応」に好意を持ちやすいと言われています。
テレビ番組の収録でも、ゲストの過去のエピソードやSNSを調べ尽くして質問すると、相手は一気にリラックスして心を開きます。
婚活の3回目デートでも同じで、
「他の人とは違う」
「ちゃんと自分に関心を持ってくれている」
と感じた瞬間、真剣交際へのスイッチが入るのです。
逆にやってはいけないこと
●無難すぎる会話(天気・仕事の近況・テレビの話だけ)
●自分の話ばかり(相手専用の要素ゼロ)
●1〜2回目と同じネタの繰り返し
これらは印象が薄くなり、「悪くはないけど…」という評価で終わります。
仮交際が3回目まで続かない人は外見やスペックではなく「相手専用の話題」がないことが最大の問題です。
テレビ番組でも視聴率を上げるのは“特別感”を作れるかどうか。
婚活も同じで「あなたにしか話さないこと」を用意できる人が、次のステージに進めます。
3回目デートの前には必ず1~2回目で拾った“相手専用の種”をネタとして育てて持っていきましょう。
それが仮交際終了を防ぎ、真剣交際への扉を開くたった1つの行動です。
さぁ、即実践してみましょう!
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。