公開日:9月26日 更新日:9月26日
デートの会計、実は“払うかどうか”より見られている仕草がある
「デートの会計は男性が払うべき?それとも割り勘?」
婚活や結婚相談所で活動している方なら、一度は悩んだことがあるテーマではないでしょうか。
実は、このテーマには大きな誤解があります。
多くの人は「払ったかどうか」で評価されると思っていますが、実際に女性が見ているのは “払うときの仕草や態度” なのです。
今回は、デートの会計で本当に見られているポイントを解説します。
「奢るかどうか」よりもずっと大切な仕草を知っておけば、あなたの印象は大きく変わるはずです。

この記事の目次
財布を出す“スピード感”
一番見られているのは、「出すかどうか」ではなく “出すまでの自然さ”。
奢るつもりであっても、のんびりと財布を探したり、女性の様子をじっと見てから出すのはマイナスです。
例
良い例:「伝票を持ってすぐに財布を取り出す」
悪い例:「女性が財布を出すのを見てから動く」
女性は「準備ができているかどうか」を無意識に感じ取ります。
払う金額よりも、スマートに動ける人かどうかが大きな差になります。
店員さんへの接し方
会計の場面は、相手の 人への態度 が出やすい瞬間です。
「お願いします」「ごちそうさまでした」と一言添えるだけで、印象は格段に良くなります。
逆に、無言でお金を差し出す、横柄な態度をとるのは致命的。
結婚相談所で成婚する人の多くは、この“第三者への態度”が柔らかいのが特徴です。
割り勘のときの一言
割り勘自体が悪いわけではありません。
大切なのは、そのときに添える 言葉のセンス です。
例)
良い例:「じゃあ今日は僕が多めに出すね」
良い例:「ありがとう、次はお願いしてもいい?」
悪い例:「じゃあ○○円ね」
同じ割り勘でも、数字を直接言うのは味気なく、事務的に感じられます。
一言工夫するだけで「また会いたい」に繋がるのです。

財布の扱い方
意外と女性は「財布の出し方」も見ています。
くたびれた財布を出す、レシートがごちゃごちゃに入っている…これは残念ながら清潔感を損ないます。
逆に、シンプルで整理された財布からスッと支払う姿は、それだけで「生活力がありそう」と評価されます。
奢った後の言葉
奢ったこと自体よりも、奢った後の言葉で印象が決まります。
例)
良い例:「一緒に食事できて楽しかったから」
悪い例:「じゃあ次は奢ってね」
見返りを求めるような言葉は、せっかくの好印象を一気に壊してしまいます。
結婚相談所の会員で成婚率が高い人ほど、この「アフターコメント」が自然にできています。
割り勘で“少し多めに払う”仕草
「完全割り勘」よりも「少し多めに払う」方が好印象。
たった数百円の差でも、相手は「大事にされている」と感じます。
ここで重要なのは「自然さ」。
堂々と「俺が多めに出すよ」と言うよりも、さりげなく出す方が大人の余裕を演出できます。
混んでいる店での立ち振る舞い
混雑している店では、レジ前での動きが印象を左右します。
・もたもたする
・店員さんに聞き返す
・小銭を探す
これらは「段取り力がない」と受け取られがちです。
スマートに会計を済ませ、女性を待たせない姿勢が「また会いたい」に直結します。

クレジットカードの出し方
カードを出すときにモタモタすると、余裕がないように見えます。
サッと出してスムーズに決済することが、見られているポイント。
また、高級カードを見せびらかすのは逆効果。
「自然体で支払える」姿こそ、婚活で好印象を与える武器になります。
食事中からの流れ
会計だけが切り取られて評価されるわけではありません。
食事中に「ごちそうさま、美味しかったね」と話す習慣がある人は、会計の場でも自然に振る舞えます。
つまり、会計の仕草は食事中のマナーとセットで見られているのです。
「一緒に過ごせてよかった」が伝わる仕草
究極的に女性が見ているのは、「お金」ではなく「気持ち」。
会計後に軽く笑顔で「今日は楽しかったね」と言えるだけで、その日の印象は格段に良くなります。
結婚相談所の成婚者アンケートでも、「奢ってくれたから」より「自然で心地よかったから」が決め手になるケースが圧倒的に多いのです。
まとめ
デートの会計で大切なのは、「払うかどうか」ではなく「どう払うか」。
1.財布を出すスピード感
2.店員さんへの接し方
3.割り勘のときの一言
4.財布の扱い方
5.奢った後の言葉
6.少し多めに払う仕草
7.混んでいる店での立ち振る舞い
8.クレジットカードの出し方
9.食事中からの流れ
10.会計後の一言
結婚相談所で婚活をしている方にとって、デートの会計は「ただのお金のやりとり」ではありません。
そこには、気配り・生活力・余裕・感謝 など、結婚生活に直結する人柄が凝縮されています。
だからこそ、払った金額以上に「仕草」や「態度」が見られているのです。
次のデートでは、ぜひこの10の仕草を意識してみてください。
あなたの印象が変わり、交際が次のステップへ進む可能性がぐっと高まるはずです。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。