公開日:9月4日 更新日:9月4日
初デートで言ってはいけない3つの言葉
結婚相談所で出会った相手との初デート。
お互いに少し緊張しながらも「ここから関係を深めたい」と思う大切な時間です。
ただ、ほんの何気ない一言が原因で「なんとなく違うな」と思われ、仮交際がすぐに終了してしまうケースが少なくありません。
しかも厄介なのは、自分では“誠実さ”や“気遣い”のつもりで口にしている言葉が、相手にとっては“マイナスワード”として響いていることです。
今回は、初デートでつい言ってしまいがちだけれど、実は避けるべき 「3つの言葉」 を具体例とともにご紹介します。

「疲れているんです」──相手をがっかりさせる言葉
初デートの冒頭で「今日は疲れていて…」と言ってしまう人が意外と多いです。
もちろん事実を正直に伝えているのでしょうが、相手にとっては「自分と会うのが負担だったのかな?」とネガティブに受け取られてしまいます。
婚活は「この人と一緒にいたら楽しい」「元気をもらえる」と思わせることが大切。
そんな大事な場面で“疲労感”を前面に出すと、初対面の印象が暗くなってしまいます。
代わりに言うなら…
「実は今日は仕事がハードだったんですが、こうしてお会いできるのを楽しみにしていました」
と表現すれば、同じ事実でも「頑張って時間を作ってくれた」「自分と会うのを楽しみにしてくれた」とポジティブに伝わります。

「結婚するなら○○が条件です」──プレッシャーになる言葉
「結婚するなら共働きがいいです」「子どもは早く欲しいです」など、“条件”を初デートで口にするのは危険です。
もちろん真剣な気持ちの表れですが、相手にとっては「まだ知り合ったばかりなのに、いきなりジャッジされている」と感じてしまうのです。
初デートは「価値観のすり合わせ」ではなく「人柄を知る場」。
条件の話をしてしまうと、相手は“面接されているような気分”になり、居心地が悪くなります。
代わりに言うなら…
「家庭を築いたら、どんな時間を大切にしたいですか?」
と質問すれば、条件ではなく理想を語り合う会話になり、プレッシャーではなく共感を生むことができます。

「自分はモテないんです」──自虐は笑いにならない言葉
緊張を和らげようとして「自分はモテないので…」と冗談交じりに言う人もいます。
しかし、婚活の場では自虐は“笑い”ではなく“自己否定”として受け取られやすいのです。
相手にとっては「この人は自信がないのかな」「一緒にいてもポジティブになれないかも」と不安材料になってしまいます。
第一印象で大事なのは「明るさ」と「安心感」。
自虐を繰り返す人は、相手に「関係を続けても前向きな気持ちになれない」と思わせてしまいがちです。
代わりに言うなら…
「これまでなかなか出会いがなくて、今日こうして会えたのが嬉しいです」
と表現すれば、謙虚さと前向きさの両方が伝わります。
まとめ
初デートで言ってはいけない言葉は、以下の3つです。
- 「疲れているんです」──暗い印象を与えてしまう
- 「結婚するなら○○が条件です」──プレッシャーにしかならない
- 「自分はモテないんです」──自虐は笑いにならず自己否定になる
どれも無意識で口にしてしまいがちな言葉ですが、ほんの少しの言い換えで“ポジティブな印象”に変えることができます。
婚活で大切なのは「条件」ではなく「一緒にいて心地よい」と思わせること。
ぜひ次の初デートでは、相手が安心して笑顔になれる言葉を選んでみてください。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。