Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:9月30日 更新日:9月30日

注文から会計まで、食事デートで見られているポイント10選

結婚相談所で活動していると、避けて通れないのが「食事デート」。
お見合いの後、仮交際へと進んだら、まずは食事を一緒にするケースが多いでしょう。
ところがこの「食事デート」、ただ食べるだけの時間ではありません。
実は、注文から会計までの一つひとつの行動が、相手からじっくり観察されているのです。
「美味しいご飯を一緒に楽しめればいいんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、食事という日常の中には「結婚生活を一緒に送れるかどうか」の判断材料がギュッと詰まっています。

ここでは、食事デートで特に見られている10のポイントを解説します。
読んだ後には「次のデートでこれを意識してみよう!」と思えるかもしれませんよ。

お店に入るときの立ち振る舞い

食事デートは店に入る瞬間から始まっています。

好印象な人:「先にどうぞ」とドアを開ける、予約があるならスムーズに伝える
残念な人:スマホを見ながら入店、予約確認を相手に丸投げ

なぜ見られている?
→ 結婚後の日常で「気配りできる人かどうか」が表れるからです。
お店の入り口は小さな舞台。ここで自然にリードできる人は、交際後も信頼されやすくなります。

席に着くときのスマートさ

「どこに座るか?」も意外に印象を左右します。

好印象な人:景色がよく見える席を相手にすすめる、落ち着ける場所を選ばせる
残念な人:何も考えずに先に座る、相手を気遣わず奥の席を取ってしまう

この瞬間に「思いやり」の有無が伝わります。
小さなことですが、女性は「自分を大事にしてくれるか」をここで感じ取っています。

メニュー選びのスピード感

注文はただの選択ではなく「決断力」と「会話力」が表れる瞬間です。

好印象な人:「僕はパスタにします。○○さんは?」とスムーズに決める
残念な人:メニューを延々と眺めて無言、相手に丸投げ

相手は「小さな決断が早い=結婚生活でも頼りになる」と感じます。
逆に、優柔不断すぎると「結婚後に何も決められないのでは」と不安になります。

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注文時の店員さんへの態度

実は食事デートで最も見られているのが「店員さんへの態度」です。

好印象な人:「お願いします」「ありがとうございます」と笑顔
残念な人:無言で注文、上から目線、聞き返されると不機嫌

なぜ見られている?
→ 店員への態度=「結婚後、自分への態度」に置き換えられるからです。
成婚者の多くが口を揃えて「店員さんへの接し方で安心できた」と言っています。

会話と食べ方のバランス

食事デートで難しいのが「食べる」と「話す」の両立。

好印象な人:口に物が入っているときは無理に話さない、自然に話題を区切る
残念な人:食べながら話す、相手が話しているときにバクバク食べ続ける

「食べ方」には育ちや人柄が出ます。
ここを意識できる人は「一緒に暮らして心地いい」と思われやすいのです。

食べ物のシェアや気遣い

相性を感じやすいのが「シェア」の場面です。

好印象な人:「よかったら少し食べますか?」とさりげなく提案
残念な人:自分だけデザートを頼む、相手の皿に勝手に手を伸ばす

結婚は「シェアの連続」。
食べ物のシェアで自然に気遣える人は「結婚後も楽しみを分かち合えそう」と感じてもらえます。

食べ終わった後のひとこと

食後の感想も大事なコミュニケーションです。

好印象な人:「美味しかったですね。選んでくれてありがとう」
残念な人:「思ったより普通だった」「もっと違うのにすればよかった」

ネガティブな感想は相手を萎えさせます。
食事は「味」よりも「一緒に楽しむ時間」が評価されるのです。

成婚STORY

会計時の段取り力

ここで一気に印象が変わります。

好印象な人:スマートに財布を出す、会計をスムーズに済ませる
残念な人:モタモタする、相手を長く待たせる、割り勘を数字で要求

「奢るかどうか」より大切なのは「どう支払うか」。
結婚相談所の会員さんも「自然で心地よい会計」が次のデートを決める大きな要素だと答えています。

会計後の一言

奢った後も、割り勘の後も、最後の一言で印象が決まります。

好印象な人:「今日はご一緒できて楽しかったです」
残念な人:「次はお願いします」「高かったな」

支払いを“貸し借り”にしない人は「結婚後も安心できそう」と思わせます。

お店を出るときの態度

最後の最後まで気を抜けません。

好印象な人:店員に「ごちそうさまでした」と伝える、相手に「寒くないですか?」と気遣う
残念な人:無言で出る、スマホをすぐに取り出す

食事デートは「お店を出るまでがデート」。
この瞬間の振る舞いが、次の交際に直結します。

まとめ

食事デートは「ただ食べる」だけではなく、注文から会計までの一つひとつが観察されています。

入店時の立ち振る舞い
席に着くときのスマートさ
メニュー選びのスピード感
店員さんへの態度
会話と食べ方のバランス
食べ物のシェアや気遣い
食後のひとこと
会計時の段取り力
会計後の一言
店を出るときの態度

結婚相談所の婚活で成婚する人は、こうした細やかな部分で「一緒にいて心地よい人」と思わせています。
次の食事デートでは、ぜひこれら10のポイントを意識してみてください。
きっと「また会いたい」と言われる確率がぐんと高まるはずです。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。