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公開日:11月5日 更新日:11月5日

【意外と知らない】“断られやすい人”のLINEに共通する3つの癖

お見合い後、いい雰囲気で仮交際に進んだ。
初回のLINE交換もスムーズにできた。
けれど、数日後には返信が減り、いつの間にかフェードアウト。
「何か悪いことを言ったかな…?」と悩む人は少なくありません。
でも実は、“内容”ではなく“伝わり方”が原因になっていることが多いのです。
婚活中のLINEは、恋愛経験の多い人ほど“慎重に読まれています”。
今回は結婚相談所の現場でよく見かける「断られやすい人のLINEに共通する3つの癖」をご紹介します。

“返信に困る”文を送っている

LINEで一番多いのが、“相手が返しにくい内容”を送ってしまうパターンです。
たとえば次のようなメッセージ。
「今日は天気いいですね」
「お仕事忙しいですか?」
悪気はまったくない言葉ですが、どちらも“会話の終点”になりやすい。
相手は「そうですね」で終わってしまい、会話が続かなくなります。
婚活中のLINEでは、”返しやすい文”より、“返したくなる文”を意識するのがコツです。
例えば…
「今日は天気いいですね。こんな日は外に出たくなりますね!○○さんは休日、どんな過ごし方が好きですか?」
たった一文添えるだけで、会話が“入口”に変わります。
“天気ネタ”や“仕事ネタ”は悪くありません。
問題は、自分の意見で止めてしまうことです。
LINEの目的は、情報交換ではなく“感情のキャッチボール”。
返ってこないのは、興味がないのではなく、“返すきっかけがない”だけなのです。

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“気を遣いすぎて”テンションが合っていない

断られやすい人のLINEには、“丁寧すぎる文面”が多いです。
例えば…
「お忙しい中、返信ありがとうございます。」
「もしご迷惑でなければ、またお食事などご一緒できれば嬉しいです。」
文としては完璧。
でも、これが“距離を感じる印象”を与えることもあります。
婚活中のLINEは、ビジネス文書ではありません。
丁寧さよりも、“温度”が大切です。
例えば…
「お返事ありがとうございます!またご飯行けたら嬉しいです!」
少しラフに、表情のある絵文字を加えるだけで、印象はガラッと変わります。
特に男性の場合、“礼儀正しさ”が裏目に出やすい。
真面目な性格の人ほど「失礼にならないように」と思うあまり、“他人行儀”な印象になってしまうのです。
相手に伝わるのは、文章そのものより“温度感”。
きちんとより、“感じよく”。
それが、婚活LINEにおける黄金バランスです。

“次の約束”を曖昧に終わらせている

「またお会いできたら嬉しいです」
「今度ご飯でも行けたらいいですね」
このようなメッセージで終わるLINE。
実は、最も多くの“チャンスを逃している一文”です。
理由は簡単です。
相手に“決める負担”を丸投げしているからです。
婚活では、“誰がリードするか”が印象を左右します。
特に男性側が次の一手を明確に示すことで、相手は「この人、誠実に考えてくれている」と感じます。
例えば…
「またご飯行けたらいいですね」ではなく、
「来週か再来週あたり、ご飯行けそうですか?○○のお店が気になってて…」
この一言で、“他人事”から“自分事”に変わります。
リードするとは、強引に決めることではなく、“流れを作ること”
そこに“行動の安心感”が生まれ、信頼が芽生えるのです。

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LINEの印象は“内容”より“空気”で決まる

婚活でのLINEは、会話のうまさよりも“感じの良さ”がすべてです。
そして、その“感じの良さ”は言葉の選び方よりも、“相手への気配りの仕方”に表れます。

・返しやすいではなく、返したくなる話題を。
・丁寧すぎず、心の温度を伝える文を。
・「また」ではなく、「いつにしましょう?」で終わらせる。

この3つを意識するだけで、印象は劇的に変わります。
LINEは「性格の鏡」と言われます。
メッセージを見ただけで、「この人と会ったら落ち着きそう」と感じさせられる人こそ“選ばれる人”なのです。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。