公開日:11月4日 更新日:11月4日
【男性必読】初デートで「好印象」を逃す3つの言葉
お見合いでマッチングし、ようやく迎えた初デート。
服装も清潔感もバッチリ。
話題もそれなりに準備して臨んだ。
それなのに、なぜか次のデートに繋がらない——。
実はその原因、“たった一言”に隠れているかもしれません。
女性は「言葉の温度」にとても敏感です。
無意識に発した何気ない一言が、印象を大きく左右することがあります。
今回は、婚活カウンセラーが何度も耳にしてきた「初デートで好印象を逃す3つの言葉」を紹介します。
あなたも、つい言っていませんか?

「なんでもいいですよ」
一見、優しく聞こえる言葉です。
相手に選択を委ねるスマートな印象を与えそうですが、実は多くの女性がこの言葉に少しがっかりしています。
なぜなら、「自分で決める気がない」「他人任せ」と受け取られてしまうからです。
女性は、男性に“少しのリード”を求めています。
「なんでもいい」は、相手への思いやりではなく“判断を避ける言葉”に聞こえることがあるのです。
たとえば、食事の場所を決めるときも、「どこでもいい」より「○○と△△があるけど、どっちが好きですか?」
この一言で印象がガラッと変わります。
相手に選ばせるのではなく、選択肢を提示して“安心感”を与える。
それが“優しさを見せるリード”のコツです。

「モテないんですよね」
初デートでつい口にしてしまう自虐。
「謙遜のつもり」「場を和ませるつもり」で言っている人も多いでしょう。
しかし、婚活の場ではこの言葉、マイナスの印象を残しやすい危険ワードです。
女性は「自信のある人」に惹かれます。
とはいえ、傲慢さではなく“穏やかな自信”を持つ人。
だからこそ、「モテない」と言われると、そこに“卑屈さ”や“他人軸の自己評価”を感じてしまうのです。
自虐は一瞬の笑いを生むかもしれませんが、印象には残りません。
むしろ、「この人、自分を低く見ている」と感じさせる可能性があります。
代わりに、こんな言葉が自然で好印象です。
「人を好きになるのに時間がかかるタイプなんです。」
「慎重に考えてから行動するほうなんです。」
同じ意味でも、“自分のペースを説明する言葉”に変えると、誠実で安心感のある印象に変わります。
「結婚するなら、○○な人がいい」
初デートではまだ、相手との関係が“対等なスタートライン”にあります。
にもかかわらず、早い段階で「理想像」や「条件」を語ってしまうと、
女性は「評価されている」と感じてしまうことがあります。
例えば、
「やっぱり家庭的な人がいいですね」
「明るい人と結婚したいんです」
一見、何気ない話題でも、“条件トーク”は相手の中で「自分はそれに当てはまるかな?」と警戒心を生みます。
婚活での初デートは、“選ぶ場”ではなく“感じ合う場”。
理想を語るより、「相手の話に関心を持つ」ほうが印象に残ります。
「休日はどんなふうに過ごすのが好きですか?」
「仕事のあとのリラックスタイムってありますか?」
相手を知る質問は、“条件トーク”よりもずっと効果的。
好印象を残す人は、「相手を見極めよう」とせず、「相手の世界に入ろう」としています。

「優しさ」「謙遜」「理想トーク」は諸刃の剣
初デートでの“印象の差”は、話す内容よりも「言葉のニュアンス」に現れます。
“いい人”なのに選ばれない男性ほど、優しさが伝わらず、謙遜が誤解され、理想がプレッシャーになっている。
しかし逆に言えば、言葉を少し変えるだけで印象は劇的に変わるのです。
「なんでもいい」ではなく、「○○と△△、どっちがいい?」
「モテない」ではなく、「人を大切にするタイプです」
「○○な人がいい」ではなく、「あなたのことをもっと知りたい」
この3つの変換を意識するだけで、“優しい人”から“信頼される人”に変わります。
初デートは、完璧を見せる場ではありません。
相手が「この人となら安心できそう」と感じる場です。
その印象は、言葉の選び方ひとつで決まります。
次のデートに繋がるのは、“気を遣う人”ではなく“空気をあたためられる人”です。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。



