公開日:9月28日 更新日:9月28日
お見合いで飲み物を選ぶ瞬間、好感度が上がる人の一言
結婚相談所でのお見合いは、第一印象がとても大切です。
プロフィールや写真だけでは伝わらない部分が、この限られた時間の中で見られています。
多くの人は「会話」や「服装」に気を配りますが、実は 飲み物を選ぶ瞬間 にも、相手の印象を大きく左右するポイントが隠されています。
「へぇ~、そんなところまで見られてるの?」と思う方もいるかもしれませんが、この細やかな場面こそ“人となり”がにじみ出る瞬間なのです。
さらに、同じようにチェックされているのが 「店員さんへの態度」。
この二つは一見関係ないようでいて、実は「結婚後の生活イメージ」に直結している重要なサインです。
今回は、現場でよく耳にする「飲み物選び」と「店員さんへの態度」をテーマに、好感度を上げる一言・下げる一言を具体的に解説します。

この記事の目次
「飲み物選び」は“決断力”と“気配り”のテスト
お見合いでメニューが渡されたとき、多くの人は「何にしようかな…」と悩みます。
しかし、このときの姿が相手にとっては「決断力」のバロメーター。
スッと選ぶ人 →「この人は頼れる」「一緒にいて安心」
延々と悩む人 →「優柔不断かも」「結婚してからも決められないのでは?」
婚活において「決断力」は大きな魅力です。
たとえ小さなことでも、迷いすぎると相手に不安を与えてしまうのです。
好感度が上がる魔法の一言
飲み物を選ぶとき、ただ「これでお願いします」と言うのではなく、一言添えるだけで印象が大きく変わります。
例
「今日は緊張してるので、ちょっと落ち着きそうな紅茶にします」
「コーヒー好きなんですけど、眠れなくなりそうなのでカフェラテにしてみます」
「○○さんは何にされますか?同じのをいただこうかな」
なぜ好印象になるのか?
→ 飲み物選びに「自分の気持ち」や「相手への気遣い」を絡めると、自然と会話が広がり、相手が安心できるからです。

“地雷”になる一言とは?
逆に、飲み物選びで印象を悪くする言葉もあります。
「なんでもいいです」
「おすすめはありますか?」(店員さんに丸投げして相手に配慮なし)
「高いのはやめときます」
一見無難に聞こえても、「無関心」「ネガティブ」「場を重くする」と受け取られがち。
結婚相談所の会員からも「お見合いで“なんでもいい”って言われると冷める」という声は少なくありません。
店員さんへの態度が“結婚後”を映す鏡になる理由
飲み物を選ぶ瞬間と同じくらい見られているのが、 店員さんへの態度 です。
具体的に見られているポイント
・メニューを渡すときの一言(「お願いします」か無言か)
・注文のときの表情(柔らかい笑顔か、事務的か)
注文が通らなかったときの対応(「大丈夫ですよ」と言えるか、舌打ちするか)
なぜか?
→ 結婚相談所の会員は「将来の家庭像」を意識して相手を見ています。
店員さんへの態度は「自分や家族への態度」に直結すると考えるからです。
つまり、相手は無意識に「自分が体調を崩したときに、この人は優しく接してくれるだろうか?」という未来像を重ね合わせています。

成婚者のケースから見えた“印象の分かれ目”
ケース①:好印象を残した男性
ある男性は、注文の際に「カフェラテをお願いします。それと、お水をいただけますか?」と穏やかに伝えたあと、店員さんに「ありがとうございます」と笑顔でお礼を言いました。
女性は「店員さんに優しい人は、結婚してもきっと私や子どもにも優しい」と感じ、交際が順調に進んだそうです。
ケース②:残念な印象を残した男性
別の男性は、注文のときに「アイスコーヒーで」とぶっきらぼうに言い、店員が聞き返すと「だからアイスコーヒー!」と語気を強めました。
女性は「結婚後に意見が合わないとき、こんな風に怒るのかな」と不安を覚え、交際終了に。
飲み物選び+店員対応で“差”がつく瞬間
お見合いは限られた時間ですが、飲み物を選ぶ一瞬と店員さんへの態度は必ず通過する場面です。
このときの印象が「会話」や「プロフィール」以上に強く残ることも少なくありません。
モテる人の共通点は…
・決断が早い
・一言で場を和ませる
・店員さんに感謝を伝える
・相手を巻き込んで会話にする
この4つを自然にできる人が、「また会いたい」と思わせるのです。
まとめ
結婚相談所でのお見合いは、プロフィールや話題だけでなく、何気ない仕草や一言 が印象を左右します。
飲み物を選ぶスピードは「決断力」のサイン
一言添えると「会話が広がる」
店員さんへの態度は「結婚後の姿」に直結する
成婚者ほど、この“細部”を大切にしている
「払う」「奢る」といった大きなテーマだけでなく、日常の小さな瞬間が未来の結婚に繋がります。
次のお見合いでは、ぜひ飲み物を選ぶ瞬間と店員さんへの態度に意識を向けてみてください。
その一言、その仕草が、あなたの婚活を前に進める大きな一歩になるはずです。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。