公開日:9月17日 更新日:9月17日
「独身の自由」と「結婚の自由」、どっちが本当に心地いい?
「独身は自由で気楽」「結婚すると自由がなくなる」
こんなイメージを持っている人は少なくないでしょう。
確かに一人でいると、自分の時間もお金もすべて自分のもの。
でも、実は結婚にも“独身とは違う自由” があるのをご存知ですか?
今回は独身と結婚、それぞれの自由を比べながら「どっちが本当に心地いい?」を考えてみましょう。

独身の自由=「選択の自由」
独身の最大のメリットは、自分の選択に誰の許可もいらないことです。
・思い立ったら旅行に行ける
・食べたいものを食べられる
・仕事に全力を注ぐこともできる
この「選択の自由」はとても魅力的です。
特に20代・30代前半は、この自由を満喫している人も多いでしょう。
ところが…
選択がすべて自分次第ということは「責任も全部自分一人で負う」ということでもあります。
仕事の悩みも、体調の不安も、将来の資金計画も。
一人で自由を持つことは、一人で背負うことでもあるのです。

結婚の自由=「安心の中での自由」
結婚すると「自由がなくなる」と思われがちですが、実際には違います。
結婚して得られるのは「制限」ではなく 「安心の土台」。
例えば…
・休日にゴロゴロしていても「怠けてる」と責められない
・辛いことがあっても「大丈夫?」と寄り添ってもらえる
・将来の不安を二人で分け合える
これらは一人では得られない“守られた自由”です。
一人の自由は「孤独と表裏一体」ですが、二人の自由は「安心の中で広がる自由」になります。
独身と結婚の自由を「時間軸」で考える
独身の自由は若いうちは最大限に楽しめます。
でも年齢を重ねると…
・「誰かと一緒に食べたいな」
・「将来このままでいいのかな」
と、自由の裏にある“寂しさ”や“不安”が顔を出してきます。
一方で結婚の自由は、時間が経つほどに安定感を増します。
・「休みの日にどこ行こうか」と相談する自由
・「子どもが大きくなったら旅行に行こう」という未来を描く自由
これは、独身では味わえない「継続する自由」 です。

結局、どっちが心地いい?
どちらが心地いいかは人によって違います。
ただ一つ言えるのは、結婚しても「完全に自由を失う」わけではないということ。
むしろ…
・一人では味わえない「安心の中での自由」
・時間が経つごとに増す「未来を共有する自由」
これが結婚の大きな魅力です。
独身の自由は「自分で決められる自由」。
結婚の自由は「安心を土台にした自由」。
どちらも心地よいですが、“どんな自由を持ちたいか” で人生の質は大きく変わります。
「結婚=自由を失う」ではなく、
「結婚=もう一つの自由を得る」
そう考えてみると、結婚のイメージが少し変わるのではないでしょうか。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。