Blog ご成婚お役立ちコラム

公開日:9月14日 更新日:9月14日

普通スペックでも“すぐ真剣交際に進む人”の行動

結婚相談所で活動していると、意外に多いのが「条件はごく普通なのに、あっという間に真剣交際に進む人」です。
年収や学歴、見た目が特別に優れているわけではない。
それなのに、初回デートからテンポよく交際が進み、気づけば3か月を待たずに真剣交際へ…
では、その人たちはいったいどんな行動をしているのでしょうか?
今回は、相談所でのリアルなケースをもとに、普通スペックでもスムーズに真剣交際に進む人の 共通する行動5つ を解説します。

初回から「誠実さ」を行動で示す

プロフィールや条件では伝わらないのが「誠実さ」。
モテる人は初回デートから細部で誠実さを見せています。

・予約をしっかり取っておく
・遅刻を絶対にしない
・食事中はスマホを出さない

こうした行動は地味に見えますが、「この人なら信頼できる」と思わせる最大の要素になります。

◆なぜ効くのか
結婚生活で最も大切なのは「信頼」。
条件ではなく「誠実な態度」が、相手の安心感につながるからです。

「相手に興味を持つ質問」ができる

普通スペックでも交際が進む人は、会話で相手を気持ちよくさせるのが上手です。

「休日はどんなふうに過ごされていますか?」
「最近嬉しかったことはありますか?」
「仕事のやりがいってどんなところですか?」

こうした質問を投げかけ、さらに「へぇ~、面白いですね」と関心を示します。

◆なぜ効くのか
「この人は自分に興味を持ってくれている」と思えたとき、人は心を開きやすくなる。
条件ではなく「気持ちを向けてくれる人」に、人は惹かれるのです。

カウンセラーのプロフィール

「小さな気遣い」を惜しまない

普通スペックでも印象が良い人は、さりげない気遣いを徹底しています。

・お店を出るときにドアを押さえてくれる
・相手が寒そうなら「場所を変えましょうか?」と提案する
・食事後に「今日は本当に楽しかったです」と丁寧に伝える

どれも特別なことではないですが、こうした積み重ねが「大事にされている」と相手に感じさせます。

◆なぜ効くのか
結婚生活は小さな気遣いの積み重ね。
相手は「この人となら穏やかに暮らせそう」と自然に想像できるのです。

「決断のタイミング」を逃さない

普通スペックでも真剣交際に進む人は、“引き際と押し際”を心得ています。

・交際が3回続けば「もっと知りたい」と気持ちを伝える
・良いと思ったら「次はこんな場所に行きませんか?」と具体的に提案する

逆に、曖昧なまま時間を引き延ばすことはしません。

◆なぜ効くのか
相談所の交際は“期限付き”。
だらだら続くと「本気度がない」と判断され、終了されてしまいます。
「迷っているけど決める勇気を出す」人が、結果的に先に進むのです。

成婚STORY

「自己開示と未来の共有」が自然にできる

普通スペックでもモテる人は、自分の話を上手に織り交ぜます。

「実は方向音痴でよく迷うんです(笑)」→親近感が湧く
「結婚したら週末は一緒に料理してみたいです」→未来を想像させる

自分の弱みや希望を自然に出すことで、相手も安心して心を開きます。

◆なぜ効くのか

「未来を共有できる相手」だと感じたとき、人は一歩踏み込みます。
条件よりも「この人と一緒に未来を描ける」と思わせた人が真剣交際に進むのです。

まとめ

普通スペックでも“すぐ真剣交際に進む人”の行動は――

1.初回から誠実さを行動で示す
2.相手に興味を持つ質問ができる
3.小さな気遣いを惜しまない
4.決断のタイミングを逃さない
5.自己開示と未来の共有が自然にできる

これらはどれも特別な才能ではなく、誰にでもできる小さな行動です。
婚活は条件競争ではなく、「この人となら安心して暮らせそう」と思わせるかどうか。
普通スペックでも十分に選ばれる力を持っていることを忘れず、今日から一つでも行動に取り入れてみると好転するかもしれませんよ。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。