公開日:1月9日 更新日:1月9日
婚活が長引く人ほど「ちゃんとやっているつもり」になっている
婚活が長引いている人ほど、こう思っています。
「自分は、ちゃんとやっている。」
申し込みもしている。
お見合いにも行っている。
失礼のないように気を配っている。
相手の話もきちんと聞いている。
だからこそ、結果が出ないと余計につらくなります。
「これ以上、何をどうすればいいのだろう。」
そう感じてしまうのは、とても自然なことです。
けれど、ここにひとつだけ大きな落とし穴があります。
婚活が長引く人ほど、「ちゃんとやっているつもり」になってしまっていることです。

「ちゃんとやっている」は婚活では危険な言葉
「ちゃんとやっている」という感覚は、一見とても前向きです。
でも婚活においては、この感覚が思考を止めてしまうことがあります。
なぜなら、
「ちゃんとやっている=これ以上直すところはない」
という前提が、無意識に生まれてしまうからです。
すると、
・うまくいかない理由を外に探す
・相手の条件や態度に意識が向く
・自分のやり方を見直す機会が減る
という状態に入りやすくなります。
努力している人ほど、この状態に気づきにくいのです。
婚活でよくあるすれ違いがあります。
それは、「ちゃんとしているのに、伝わっていない」という状態です。
例えば、
丁寧に話しているつもりなのに、距離を感じさせてしまっている。
相手を尊重しているつもりなのに、温度が伝わっていない。
誠実に向き合っているつもりなのに、真剣さが見えにくい。
本人は何も間違ったことをしていません。
ただ、“伝わり方”が少しズレているだけです。
しかし「ちゃんとやっているつもり」になると、このズレに目が向きにくくなります。

婚活は「正しくやる競技」ではない
真面目な人ほど、婚活を「正しくやろう」とします。
失礼がないか。
常識から外れていないか。
相手にどう見られるか。
この意識自体はとても大切です。
ただ、婚活はテストではありません。
正解があって、正しくやった人が合格する競技ではありません。
相性と安心感とタイミングが重なった時に、自然と進むものです。
だから、「正しくやっているか」よりも
「相手が安心できているか」
「自分が無理をしていないか」
のほうが、ずっと大切になります。
婚活が停滞している時、よくある状態があります。
それは、
・行動はしている
・努力もしている
・でも、流れが変わらない
という状態です。
このとき必要なのは、行動量を増やすことではありません。
条件を下げることでもありません。
「自分は、どこを“ちゃんと”やりすぎているだろうか。」
この問いを持つことです。
ちゃんと話そうとしすぎていないか。
ちゃんと選ぼうとしすぎていないか。
ちゃんと判断しようとしすぎていないか。
この“ちゃんと”が強すぎると、婚活は動きにくくなります。

うまくいき始める人が手放す感覚
婚活が動き出す人は、ある瞬間に力を抜きます。
「ちゃんとやらなくてもいい。」
「完璧じゃなくていい。」
「少し不器用でもいい。」
そう思えたとき、会話の空気が変わります。
相手も、構えなくなります。
すると、不思議と距離が縮みやすくなります。
これは手を抜くという意味ではありません。
“正しさ”より“自然さ”を選ぶということです。
もし今、婚活が長引いているなら、
「自分はちゃんとやっている。」
この言葉を、少しだけ疑ってみてください。
本当に伝わっているだろうか。
相手は安心できているだろうか。
自分は、少し無理をしていないだろうか。
この問いを持てた瞬間から、婚活は少しずつ動き始めます。
努力を否定する必要はありません。
ただ、努力の“方向”を微調整するだけでいいのです。
婚活が長引く人ほど、ちゃんとやっています。
だからこそ、苦しくなります。
でも、婚活に必要なのは「ちゃんと」よりも「伝わること」です。
少し力を抜いて、少し余白を作ってみてください。
その余白に、ご縁は入り込んできます。
あなたは、もう十分やっています。
あとは、“ちゃんとやりすぎない”だけでいいのです。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。



