公開日:11月17日 更新日:11月17日
【保存版】婚活が長引く人に共通する“たった1つの落とし穴”とは?
婚活をしていると、努力しているのに結果につながらないと感じる瞬間が必ず訪れます。
お見合いは成立しているのに交際が続かない人もいれば、そもそも申し込んでもなかなか受けてもらえないと悩む人もいます。
もしくは、仮交際には進めるけれど、真剣交際に踏み切れないまま時間だけが過ぎていく人もいます。
婚活はシンプルなようで、実際にはたくさんの要素が絡み合っています。
外見、話し方、価値観、タイミング、自己理解、相手理解、そして運。
どれも必要ですが、実は婚活が長引く人に共通している“たった1つの落とし穴”があります。
その落とし穴に気づいた瞬間、婚活は一気に動き出します。
今回はその本質に少しだけ踏み込んでみたいと思います。

この記事の目次
婚活が長引く人の多くが、実は「自分の立ち位置」が見えていない
結論からお伝えすると、婚活が長引く人に共通する落とし穴とは「自分がどの立ち位置にいるかを正しく把握できていないこと」です。
これが婚活における一番の盲点なのです。
例えば、恋愛経験が豊富な方でも、結婚相談所での活動となると勝手がまったく違います。
職場恋愛や友人から始まる恋愛と異なり、相談所ではプロフィールと写真から始まるため、最初の選ばれ方が大きく変わります。
自分はどの層から選ばれやすいのか。
逆にどの層には届きにくいのか。
それをもっと冷静に理解する必要があります。
しかし多くの方は自然と「理想の相手像」を先に持ってしまうため、立ち位置とのギャップに気づけません。
そしてこのギャップが大きければ大きいほど、努力はしているのに実らないという状況が生まれてしまうのです。
なぜ「立ち位置のズレ」が起きてしまうのか
立ち位置がズレる理由は、決して欲張りだからではありません。
むしろまじめに婚活をしている人ほどズレが生まれやすいのです。
理由は大きく3つあります。
1つ目は、過去の恋愛経験が基準になってしまうことです。
以前は好かれたタイプだから今回もいけるはずという思い込みが働きます。
しかし年齢、環境、競争率などが変わると選ばれ方も変わります。
2つ目は、周囲の結婚話が焦りを生むことです。
友人が30代前半で素敵なパートナーを見つけたとなると、自分も同じように進むはずという思いがどこかに生まれます。
けれど婚活は人によってスタート地点も違えば、求められるポイントも違います。
3つ目は、「せっかく婚活するなら妥協したくない」という気持ちが強くなることです。
これはとても自然な感情です。
しかしこの気持ちが強くなり過ぎると、自分の立ち位置を冷静に見られなくなり、結果として申し込んでも成立しないという状況に陥りやすくなります。

立ち位置のズレが何を引き起こすのか
立ち位置を見誤ると、婚活は一気に難航します。
例えば、年齢差を大きく求めすぎたり、人気条件の男性にだけ申し込んだり、ハイスペック女性にばかりアプローチしたりすると、どうしても成立率が下がります。
お見合いが成立しないと自分に自信が持てなくなり、婚活疲れが進行してしまいます。
逆に、自分がどういう人から選ばれやすいのかを理解するだけで婚活は大きく変わります。
例えば、少し見た目が優しそうな男性が好きな女性層に自分は刺さりやすいかもしれません。
あるいは、おとなしい女性からは好印象を持たれる可能性が高いかもしれません。
この「選ばれやすさの方向性」に気づくことが、婚活の成功率を大きく高めるポイントとなるのです。
正しい立ち位置の把握ができると婚活は一気にスムーズになる
不思議なことに、自分の立ち位置を理解すると、選ぶ相手も自然と変わります。
すると、自分の魅力を理解してくれる人だけに時間を使えるようになり、婚活のストレスも減ります。
自分が選ばれやすい土俵で活動することは、決して妥協ではありません。
自分の人生にとって安心できるパートナーを見つける近道です。
実際、成婚者の多くは「最初の理想像とは違ったけれど、気づけば一番安心できる人だった」と話しています。
そしてその人たちは、総じて「自分にはこういう相手が合うのだ」と納得した瞬間に流れが一気に変わっているのです。
自分の立ち位置を理解する3つのステップ
どうすれば自分の立ち位置を正しく把握できるのでしょうか。
まず1つ目は「成立率と申し受け」を分析することです。
どんな人から申し受けが来て、どんな人には通りにくいのかを数字として見ると、自然と方向性が分かります。
2つ目は「実際に会った相手の傾向」を観察することです。
会ってみて好感を持ってくれるタイプはどういう特徴を持っているのかを冷静に整理すると、自分の得意領域が見えてきます。
3つ目は「理想条件を緩めるのではなく解像度を上げる」ことです。
例えば、年収700万円以上という条件の奥には「精神的に安定した人がいい」という本音が隠れているかもしれません。
その本音さえ言語化できれば、年収だけで判断しなくても、もっと合う人に出会える可能性が広がります。

自分を下げる婚活ではなく、自分を知る婚活へ
立ち位置を正しく知ることは、自分を下げることではありません。
むしろ、自分を大切にする行為です。
婚活は相手探しの旅であると同時に、自分自身を知る旅でもあります。
・どんな人といると安心できるのか。
・どんな価値観を大切にしたいのか。
・どんな未来を描きたいのか。
それを丁寧に見つめていく作業が、婚活の本質です。
そして、この作業を怠ったまま「理想の条件」を追いかけ続けると、知らないうちに落とし穴にはまってしまいます。
立ち位置を知ることで、あなたの魅力が自然と輝きやすい土俵に立つことができます。
その土俵で出会うご縁は、不思議と長続きしやすく、結婚後の満足度も高くなります。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。



