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公開日:10月31日 更新日:10月31日

【男性必見】“いい人止まり”で終わる人がやっている3つのNG行動

「優しいと言われるのに、なぜか恋愛に発展しない。」
「いつも“いい人なんだけど”で終わってしまう。」

そんな男性は少なくありません。
結婚相談所でも、「性格は良い」「真面目」「誠実」と言われながら、交際が長続きしない方が多いのです。

では、なぜ“いい人”で終わってしまうのでしょうか。
今回は、婚活現場で多くのカップルを見てきた中でわかった、“いい人止まり”になってしまう男性のNG行動を3つ紹介します。
どれも本人は無自覚でやっていることが多く、意識するだけで印象が大きく変わります。

優しさが「相手任せ」になっている

多くの男性が「優しくしているのに、うまくいかない」と言います。
けれど、その優しさが“相手任せ”になっていることに気づいていません。

例えば、デートの行き先を決めるときに「どこでもいいよ」と言ってしまう。
食事のときに「好きなもの頼んでいいよ」と譲ってばかり。
一見、思いやりのある言葉ですが、実は“責任を手放している優しさ”です。

女性が求めているのは、“決めてくれる安心感”。
優しさよりも、“頼れるリード”です。

「○○と△△があるけど、どっちがいい?」
「駅近くに美味しそうなイタリアンがあったんだけど、予約しておこうか?」

たったそれだけで、“優しい人”から“頼れる人”に変わります。
優しさは、相手を気遣うことではなく、“相手が楽になるように動くこと”。
この一歩を踏み出せる人が、“いい人”の殻を破るのです。

カウンセラーのプロフィール

会話が「聞き役」に偏りすぎている

「女性の話をしっかり聞くのが大事」と学んで、ずっと聞き役に回っている男性も多いでしょう。

確かに“話を聞く”のは好印象です。
でも、聞きすぎて自分の感情を出さないと、“印象が残らない人”になってしまいます。
女性が本当に求めているのは、“共感してくれる人”ではなく、“感情を共有できる人”。

例えば、相手が「映画が好きなんです」と言ったとき、「そうなんですね。どんな映画を観るんですか?」と質問で終わるのは“聞き役”。
「映画いいですよね!僕はこの間○○観て泣きました」と言える人は、“共感の共有”ができています。

聞くことは大事ですが、そこに“自分の温度”を少し混ぜるだけで、会話は一気に親密になります。
“聞く”だけではなく、“自分も話す勇気”を持つこと。
それが、“いい人”から“印象に残る人”に変わるポイントです。

「好かれよう」としすぎて、魅力がぼやけている

いい人止まりの男性の多くは、「嫌われたくない」という気持ちが強いです。
相手に合わせ、空気を読み、否定しない。
争いを避ける姿勢は立派ですが、結果として“自分という個性”が薄まってしまうのです。

婚活では、“無難”よりも“印象”が残る人のほうが選ばれます。
意見が違っても、優しく伝える勇気を持つこと。

「そういう考え方もあるんですね。僕は少し違うかもしれませんが、面白いですね。」

こうした会話のキャッチボールができる人は、“気を使う人”ではなく“対話ができる人”として印象に残ります。

女性は“優しい人”よりも“信頼できる人”に惹かれます。
信頼とは、「この人は自分の意見を持っている」という安心感。
“いい人”から抜け出すには、相手に合わせるよりも、“自分らしさ”を見せる勇気が必要なのです。

成婚STORY

“いい人”をやめることが、悪い人になることではない

“いい人止まり”の男性に共通しているのは、「相手にどう思われるか」を基準にしていることです。
けれど、結婚において本当に大切なのは、“お互いがどう心地よくいられるか”。

・相手任せではなく、自分から提案する。
・聞き役ではなく、感情を共有する。
・好かれようとせず、自分らしさを出す。

この3つを意識するだけで、婚活の空気が一気に変わります。

「優しい」ことは素晴らしいこと。
でも、優しさの中に“主体性”がある人こそ、信頼され、選ばれます。

“いい人”をやめることは、“悪い人”になることではありません。
“本当の自分で接する人”になること。
そのとき初めて、あなたの魅力は本当の意味で伝わるのです。

監修者

増田 修蔵

株式会社マーズ 代表取締役

1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。 モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。