公開日:12月21日 更新日:3月21日
「短期集中」と決めている人は失敗する確率が高い
婚活をするうえで「期間」を決めることは大切です。
弊社でもご入会の手続きが終わると目標となる期限を決めます。
ですが、それは目標ではあって、大切なことは「早く結婚すること」ではなく、「幸せな結婚をすること」です。
それが2か月なのか半年なのか1年なのか…
短期間でお相手が見つかったのはとても良いことです。
でも、1年かかってお相手を見つけたこともとても良いことです。

「短期決戦」と決めて婚活を始める人は失敗する確率が高い?

婚活はいつ終わるかわからないマラソンを走っているようなものです。
すぐにゴールがやってくるかもしれないし、そうではないかもしれません。
ですが…最初から「短期決戦」と決めつけてマラソンを全力疾走してしまうと、自分で決めたゴールを過ぎてしまうと婚活疲れをしてしまいます。
初回面談で短期間と決めている方はいらっしゃいます。
やる気があるのはとても良いことですが、すぐに息切れをしてしまう方も多いです。
たくさんお見合いをしたからといって、すぐに結婚相手が見つかるわけでもなく、1つ1つの出会いを大切にして、厳選してお見合いをしたほうが効率は良いです。
良い結果が出ていないのにゴールが近づいてくる…という“焦り”はさらなる悪循環を生んでしまいます。
そもそも…ですが、この先数十年も一緒に暮らす人をこの数か月で見つけること自体が奇跡的なことなのです。
関連記事:結婚相談所の成婚の意味って?婚約・結婚との違いも解説

焦らず、じっくりと…、そして決める時は決める!

先ほどもお伝えしましたが、婚活はゴールが見えないマラソンのようなものです。
苦しいことが待っているかもしれません。
だからこそ、楽しくやってみよう!と思えた方が良いご縁がやってくる確率が高いです。
カウンセラーとして日々たくさんの方にお会いしますが、「短期決戦」と決めて悲壮感が漂っている方よりも、「とりあえずやってみます!」という方のほうが多少のトラブルにも寛容ですし、成婚退会される確率は高いです。
この先の人生を考えると、成婚退会するまでに1年かかったとしても結婚生活の長さに比べたら“たった1年”です。
ですので、成婚退会するまで多少時間がかかったとしても「この人に出会うためだったんだ!」と思えるはずです。
「高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんな」という有名な歌の歌詞がありますが、婚活もその通りです。
焦らず、じっくりと…
ただ、決める時は決める!です。
急に目の前に「この人かも!」と思える人が現れます。
そのときに「本当にこの人でいいのかな…」とか、お相手の悪いところを探してネガティブにならないように、ここがゴールだと思ったときは走るのをやめて思い切ってゴールしましょう。

監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。