成婚STORY

お相手は10歳下!12本のバラを手に「龍恋の鐘」でプロポーズ!!

Kさん
  • お 名 前Kさん
  • 年 齢45歳
  • 職 業システム開発・営業職
  • 活動期間6か月
  • 交際期間4か月
  • お相手の年齢35歳
  • お見合い回数20回
  • 年 収700万円台
第一印象は真面目で誠実。
これはKさんが成婚退会されるまで変わることはありませんでした。

大手通信会社に勤務し、コロナ禍でリモートワークになり自宅で一人で仕事をするようになり結婚を考えたそうです。
45歳の独身男性。
大学を卒業して20年経っているこの世代は貯金額に大きな差があります。
趣味にお金を費やして貯金をしていないのか、それとも20年コツコツ貯金をしていたのか。
Kさんは後者でした。
株や投資信託などの資産運用で堅実に資産を増やし、女性を安心させるためには十分でした。

活動を開始して最初の2か月で20人の女性とお見合いが成立しました。
ハードな日が続きましたが、人生でこんなにたくさんの女性と会うことはおそらく最初で最後です。
Kさんにはいつも「楽しんでくださいね!」と言いました。
いくつか仮交際も成立しましたが、いずれも初回デート後にお相手のほうから交際終了の連絡がありました。
そのたびに理由を聞いていたのですが、なかなか参考になるものはなく“フィーリングの違い”という曖昧なものでした。
Kさんも初回デートが終わり、2回目のデートの約束をしたところで終了になることが続き、精神的にも辛かったと思います。
それでも愚痴一つ言わず、グッとこらえました。

濃い濃い2か月が経過しようとしていたとき、20回目のお見合いはなんと10歳下の女性でした。
仮交際も成立し、初回デートでビールが好き、レトロな建物が好き、昔バイオリンをしていた、駅伝が好きなど、共通点が多いことがわかりました。
既に2回目のデートではみなとみらいで1日デートをし、距離感が縮まりました。
ですが、これまでの経験もあり、さらに10歳下という年齢差もありましたので、私のほうから期待させる言葉ではなく、慎重に行くようにアドバイスをしていました。
そんなときに先方から連絡がありました。
一瞬、「交際終了」が頭をよぎりましたが、お相手女性が真剣交際を希望しているとの連絡でした。
まさか、とは思いましたが、この苦しい2か月を過ごしたKさんに急にゴールが見えてきました。

次のデートで真剣交際を申し込み、快諾していただきました。
それからも毎週のように会い、散歩デートを中心に朝から夜まで一緒にいて、たわいない話から将来的な話まで少しずつ進みました。
緊急事態宣言が出ているなか、指輪探しデートでは、Kさん曰く、都内の有名店はほぼ見て回ったそうです。

そして、プロポーズ。
以前、横浜の三渓園でプロポーズをしたそうですが、手ぶらだったので…という理由で、婚約指輪と12本のバラを用意しました。
場所は江の島の「龍恋の鐘」。
二人で鐘を鳴らすと永遠に固い絆で結ばれると言われているところです。

返事はもちろんOK。
帰宅後も彼女から「一緒に幸せになりましょう!」とLINEがありました。
お互いの両親にも紹介し、特にお相手女性のお母さまがとても喜んでくださっていたそうです。
律儀なKさんはご挨拶後もご両親にお礼状をお送り、印象がますます良くなったそうです。
結婚指輪も二人が好きなブランドの好きなデザインに決まりました。
金額を聞いてビックリ!
これも愛のカタチです。

Kさんはお相手女性のことをこのように言っていました。
「不思議と彼女の考えていることが全部わかるんです。」
なるほど!と思いました。
女性が何を考えているかわからないと自信もなくすし、気を遣って自分らしさが出なくなってしまいます。
でも、何を考えているかわかると、彼女が何を求めているのか、何をしたいのかがわかるし、それが二人にとって居心地の良い空間になるんですね。

最後に余談です。
このご縁はKさんから申し込んだことで始まりました。
10歳の年齢差がある男性のお見合いを受けてくれた理由は、「カウンセラーさんのPR文が良かったので会ってみようと思った」そうで、私も嬉しかったです。