公開日:6月25日 更新日:6月25日
プロフィール写真で8割の印象が決まる?
婚活で損しない“ちょっとズルい”写真のコツ。
結婚相談所に登録してまず最初に言われるのが、「写真は大事ですよ」という一言。
…わかってる。
でも、「ちゃんとした写真」って何?
清潔感?笑顔?背景のボケ感?
その正解がわからないまま、スタジオで“とりあえず撮りました感満載”の写真を載せてしまい、「お見合いが成立しない…」と首をひねる人、少なくありません。
実はプロフィール写真、8割どころか、体感95%くらい印象決まってます。
でもその理由は見た目が良いからじゃないんです。
今回は、“写真で損しないためのコツ”をちょっとズルく、ちょっと賢く、でも真面目にお届けします。

この記事の目次
① 「写りがいい」より「自分らしさが“整ってる”」が正解
婚活では最高の奇跡の一枚よりも、“会ったときに違和感のない自分”がベストです。
✔ 実物より3割増 → 会った瞬間「えっ…」
✔ 加工でツルツル →「誰!?」
✔ スタジオ感全開 →「面接ですか?」
じゃあどうすればいいか?
おすすめは、「日常+清潔感+ちょっと頑張った感」です。
・公園の木漏れ日でふわっと笑ってる
・カフェで読書してる自然な横顔
・ちょっと小洒落た服で外のテラスにいるカット
こういう“生活の延長にありそうな自分”が実はいちばんウケがいい。
「この人と会ってみたい」と思わせるのは、“親しみやすさにちょっとの特別感”です。
② 背景は「人生観」まで映す
実は背景ってとてもとても大切です。
人って、無意識に“映ってるもの全体”で人物を判断します。
✔ 壁の前:なんか無機質
✔ 公園:柔らかくて好印象
✔ カフェ:おしゃれで余裕を感じる
✔ 自宅:片付いてなかったら終了です(笑)
写真の「背景」は「この人がどんな暮らしをしているか」を伝えるメッセージ。
つまり、背景ひとつで「価値観が近そう」と思わせることができるのです。

③ 笑顔じゃなくて「笑顔になりそうな瞬間」が最強
笑顔が苦手な人に朗報です。
無理に笑うより、“笑顔になりかけの表情”の方が刺さります。
この「ほほえみかけてる途中」って、
・素の表情っぽい
・性格がにじむ
・「自分だけに笑ってくれそう」と錯覚させる
という、3拍子そろった魔法の瞬間。
モデルっぽい完璧な笑顔じゃなくていいんです。
“今まさに話しかけようとしてる風”の顔、それが最強です。
④ なぜか「白シャツ」ばかり選ぶ人の落とし穴
スタジオで撮ると「無難に白シャツ」になりがちです。
もちろん悪くはない。
でも、婚活市場で白シャツって…ライバルが多すぎます。
画面上に並んだとき、全員が“白背景×白シャツ×棒立ちスマイル”だと、もはや違いがわからない。
そこでおすすめは…
・くすみカラーのシャツ
・ニットやカーディガン(季節感が出る)
・ワンポイント柄(派手じゃなくてOK)
服の印象は「会ってみたいかも」のトリガーになるんです。
“映える”より“印象に残る”を狙いましょう。

⑤ 写真は“婚活でいちばんコスパの良い投資”
「写真にお金かけるなんて…」と思う方へ。
プロフィール写真は婚活におけるコスパ最強の投資です。
なぜなら、写真ひとつで…
・お見合い成立率が爆増
・仮交際への進展がスムーズに
・「会ってみたら印象通り」になりやすい
これに全部繋がっています。
逆に、半年も申し込みが通らず悩んで、やっと写真を変えたら爆速で交際成立―なんてケースもたくさんあります。
写真は“今の自分をきちんと整える行為”なんです。
「中身で勝負したい人」こそ、写真にこだわるべき理由
「中身が大事」
―間違ってません。でも、その中身を知ってもらうには“写真で会ってもらう”のが第一歩。
つまり、プロフィール写真は「自己紹介の予告編」。
映画も予告がよければ観に行くように、婚活も「写真で“会ってみたい”と思わせる力」が全ての入口になるのです。
あなたの魅力は、たくさんあります。
でも、それが届くかどうかは、“写り方”ではなく“見せ方”で変わるのです。
スタジオの正面カメラじゃ伝わらないものをふとした角度や表情、背景や服装でもっと柔らかく伝えていきましょう。
婚活におけるプロフィール写真とは“未来のパートナーに一番最初に語りかけるラブレター”なのです。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。