公開日:6月5日 更新日:6月21日
年収が高いのにモテない男性の残念な共通点とは?
結婚相談所に来られる男性の中には、驚くほどの高年収の方がいます。
年収1000万超え、外資系勤務、大手企業の管理職。スペックだけ見れば、婚活市場で「即マッチング」してもおかしくないような方々。
ですが。
なぜか、モテない。
いや、むしろ「お見合いすら通らない」というケースもあるのです。
今日は、そんな“年収が高いのにモテない男性”の意外すぎる共通点について、思いきってお伝えします。

この記事の目次
共通点① 「年収=人格」と勘違いしている
年収の高さにプライドを持つことは悪いことではありません。
でも、「オレが年収高いのに、なぜ選ばれないんだ?」と不満を抱えている男性に限って、“選ばれる理由”を提供していないのです。
婚活は営業と似ています。
どんなに高性能の製品でも、「高いから買って」と言われても誰も買いません。
むしろ、「あなたの悩みをこう解決できますよ」という“買いたくなる理由”が必要。
高年収なのにモテない人は、多くの場合、「自分の商品価値」を勘違いしているのです。
収入は魅力のひとつ。でもそれが「人としての魅力のすべて」にはならないんですよね。
共通点② 「情報型モテ」に偏っている
これは最近特に増えています。
年収も高く、学歴も高い。話す内容も知的。でも、なぜか女性のテンションが上がらない。
なぜか?
それは、「情報型モテ」に偏りすぎていて、「感情型モテ」が欠けているからです。
たとえば、「この店はミシュラン2つ星で…」
「このワインは1986年のボルドーで…」
…すごい、けど疲れる(笑)
一緒にいて“心が動く人”の魅力は、「へぇ」じゃなくて「ふふっ」や「わかる〜!」を引き出せる人。
知識よりも、感情を共有できる人がモテる時代です。

共通点③ スキがなさすぎて、怖い
高年収の方は、仕事ができる人も多い。
段取りも計画も完璧。だけど、それが“デート”にも出ちゃうと、女性がリラックスできないんです。
・お店の予約→1分も遅れずに来店
・デートのタイムスケジュール→15分単位で管理
・話題→全部仕事モード(失敗談ゼロ)
……これは、まるで人間版・Googleカレンダー。
少しくらい話が脱線してもいいし、店が混んでて少し待ってもいい。
そういう“小さなゆるみ”が、実は「この人となら結婚生活もやっていけそう」と思わせるスキになるのです。
共通点④ “余白”がない
婚活において「スペックが整っている人」ほど、何も足させてくれない印象を与えがちです。
料理でいうなら、「味が全部決まってる料理」って、人はあまり手を加えたくないんです。
女性は「一緒に人生をつくる相手」を探しているので、「この人はまだ進化途中」と思える余白がある方が魅力的。
完璧すぎる男性に女性が引いてしまうのは、実は「完成品で、私の出番がなさそう」と感じるからです。

共通点⑤ “ありがとう”が言えない
年収が高い人の中には、周囲に「やってもらって当たり前」という感覚が染みついている方もいます。
これは本人に悪気がなくても、女性には伝わってしまうもの。
・「気づかい」に気づけない
・「ありがとう」より「評価」してしまう
・「対等に扱う」より「リードしよう」とする
婚活の場では、「ありがとう」は最強の愛され言葉です。
それを自然に言える人のほうが、スペック以上にモテるのです。
結婚は“チームプレー”。スペックより“感じのよさ”
年収が高いことは、確かに婚活において強力な武器です。
でもそれは、“結婚相手としての安心感”の一部でしかありません。
本当に選ばれるのは、「一緒にいてホッとする人」「失敗を笑える人」「感情で通じ合える人」。
そしてそれらは、スペックでは測れない“人柄のにじみ出る部分”だったりします。
年収という「肩書き」よりも、
あなたの“人間味”をもっとアピールしていきませんか?
結婚相談所は、ただの条件マッチングではなく、あなたの魅力を引き出す場所です。
スペックを超えた魅力を一緒に育てていきましょう。
監修者

株式会社マーズ 代表取締役
1979年生まれ。滋賀県出身。
大学1年生の頃より放送作家として、バラエティ番組やスポーツ番組の企画・構成を担当。
30歳で趣味別の婚活パーティーを立ち上げ、連日満員となり、8年間で延べ4万人を動員。
2017年に結婚相談所を開業し、1年目より現在まで全期で「成婚優秀賞」を受賞。
元放送作家ならではの「会いたい!」と思わせるPR文でお見合いの成立率を上げ、成婚率は毎年7割を超える。
ファーストカウンセリングから成婚退会まで一人で担当し、これまで250人の成婚者を生み出す。モットーは「押し付けないサポートで会員様の長所を最大限に活かす」。
33歳の時に結婚し、妻と2人の女の子の4人家族。
趣味は旅行、スポーツ観戦、お酒、ドライブ、Netflix鑑賞、エスニック料理店巡り。
旅行はこれまで60カ国を訪問し、旅行記を出版したこともある。